大学発ベンチャー
2021-06-14 10:50:02
学習院大学初のベンチャーが無償オンライン講座を提供開始
学習院大学初となる大学発ベンチャー企業、株式会社Rabbitが新たな取り組みをスタートしました。新型コロナウイルスの影響で、企業や教育機関では業務のデジタル化が進み、特に文書作成スキルの必要性が高まる中、株式会社Rabbitは全国の企業と教育機関を対象としたICT教育プログラムの無償提供を発表しました。このプログラムは、Microsoft Office Specialist(MOS)資格取得対策のオンライン講座で、特にWordに焦点を当て、業務の実践に即した内容となっています。
■無償提供の詳細
この無償プログラムは、2021年6月14日から申し込みを受け付けており、先着順に提供されます。受講希望者は専用の申し込みフォームから手続きが可能です。無償提供されるオンライン講座は、受講者がMicrosoft Word 365および2019のスキルを身につけるための内容で、総合的な文書作成能力の向上を目指しています。学習時間目安は約20時間で、講座ではWordの基本操作から、高度な活用方法まで幅広くカバーしています。
■Wordスキルの重要性
なぜWordスキルが注目されるのか、その背景にはコロナ禍によるリモートワークやWEBミーティングの普及があります。これに伴い、報告書や議事録作成の機会が増加し、従来のドキュメント作成による困難さが浮き彫りになりました。実際、多くの教授や総務部から、レポートの質や提出時間に関する不満の声が上がっており、このニーズに応える形でのWord教育が求められているのです。
■株式会社Rabbitの歩み
設立は2013年2月、創業者の豊久凌仙氏が学習院大学在学中にスタートしたベンチャー企業です。株式会社Rabbitは、設立以来、企業や教育機関へのICT教育サービスを提供し続けており、2020年には社名を変更。近年、経済産業省の「大学発ベンチャーデータベース」にも、学習院大学初の学内発ベンチャーとして登録されています。また、同年にはオデッセイアワード新人賞を受賞し、さらにサポート体制を充実させています。
■最後に
新型コロナウイルスの影響で学び方が大きく変わった今、企業や教育機関が求めるスキルを無償で支援する取り組みは、非常に意義深いものです。株式会社Rabbitの挑戦が、多くの人にとってのサポートとなり、デジタル時代における必須スキルであるWordの習得を促進することでしょう。オンライン講座の申し込みは公式サイトから行えるため、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
会社情報
- 会社名
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株式会社 Rabbit
- 住所
- 東京都品川区東五反田5-20-7ロイヤルシーズン池田山403
- 電話番号
-
080-6777-4621