高槻市が下水道広報の取り組みでグランプリを受賞
2023年3月12日、東京都で行われた「第12回GKP広報大賞」において、高槻市が栄えあるグランプリを受賞しました。この賞は、下水道広報プラットホーム(GKP)主催で、下水道広報に関する優れた取り組みを表彰するものです。
幼児向けクイズやデジタル紙芝居が評価の要因
高槻市が評価された理由は、特に幼児を対象とした下水道の普及活動にあります。市は新たに製作した教材として、幼児向けのクイズやデジタル紙芝居「げすいどうのだいぼうけん」を開発しました。これらの教材は、幼児らが楽しく学べる内容となっており、子育て世代の親たちに向けた啓蒙活動も行われています。
地域への広がりと関わり
広報活動は市内でのデジタル紙芝居の披露を通じて行われ、認定こども園や市内の百貨店などで約4か月間にわたり、100人以上の幼児とその親を対象に出前講座が実施されました。これは、地域の支持を得られる重要なステップでもあり、今後の広報活動にもつながっています。
先進的な取り組みが評価される理由
下水道に接する機会が少ない幼児向けにターゲットを絞り、親子で簡単に絵本を作れるマニュアルの作成は、まさに画期的な試みといえます。先進的な素材を取り入れ、子育て世代を応援しつつ広報を展開した点が高く評価されています。
デジタル紙芝居のクオリティも優れており、市内デザイン企業の協力を得ながら、職員が中心となって制作しました。このように、地域活性化と広報活動の融合が新たな成功事例として認識されました。
今後の展望
高槻市では、今回の受賞を契機に、今後もこのような教室や広報活動を継続していく方針です。デジタル紙芝居などを活用した出前講座は、市民への意識を高めるために非常に重要な役割を果たすことが期待されています。下水道広報の先進事例として、他の自治体にも波及していくことを目指しています。
今後の展開に注目が集まります。国土交通省や日本下水道協会などの関係機関との連携を大切にしながら、子育て世代に対するアプローチを一層強化していくことが重要です。
参考リンク
高槻市の幼児向け下水道出前講座が第12回GKP広報大賞グランプリを受賞
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