小学生向けワークショップ「D-SciTechプログラム」概要
概要
東京電機大学が主催する「D-SciTechプログラム」では、小学生が理科や科学への興味を深め、未来のエンジニアを目指すための体験型ワークショップを行っています。2025年10月から2026年3月にかけて、8つの講座が予定されています。後援には足立区、草加市、松戸市、協賛には足立成和信用金庫が名を連ねています。
下半期のテーマ
今期は「エネルギー」をテーマに、油圧、空気圧、電気、光などの講座が組まれ、さらに「燃焼」に関する講座も開催します。特に内燃機関の仕組みについて学ぶプログラムでは、株式会社IHI原動機と共催し、実際の模型を使用して理解を深めることができます。
特別講座
また、「言葉」での表現の重要性を体験する講座も新たに設けられ、落語家の林家なな子氏を招いてコミュニケーションの楽しさについて学びます。此前から好評の「親子電気教室」や「理科実験」など、各教室も合わせて4つの講座が予定されており、多彩な体験が可能です。
具体的なプログラム内容
1.
言葉での表現(講師:林家なな子氏)
- 自身の思いやイメージを「言葉」で表現する大切さを学びます。
2.
内燃機関の仕組み(共催:株式会社IHI原動機)
- 燃焼エネルギーがどのようにエンジンを動かすのか、模型制作を通じて学習します。
3.
自作PCの組み立て(協力:ASUS JAPAN株式会社)
- パソコンを自身の手で組み立てながら、その仕組みを体得します。
4.
生成AIを活用した絵本制作(協力:IX-Party)
- ストーリーやイラストを生成AIを用いて独自に制作します。
5.
親子で電源タップ製作(親子電気教室)
- ACアダプターやバッテリーの仕組みを学び、実際に電源タップを作成します。
6.
豆腐の化学反応(理科実験教室)
- 豆腐の生成過程を理解する実験を行います。
7.
光の特性について(こども光科学教室)
- シャボン玉実験や光の万華鏡制作を行い、光の不思議を体験します。
8.
プログラミングと電子工作(電子工作教室)
- マイクロビットを使ったプログラムを学び、電子工作の基礎を習得します。
参加者のターゲット
対象となるのは小学3年生から6年生、中学1年生から3年生です。特定の講座によって対象学年が異なるため、参加希望者は要確認です。
参加費用について
このプログラムは全て無料で提供されます。豊富なプログラムを通じて、子どもたちが将来のエンジニアとしての夢を広げる手助けをします。
まとめ
今後のワークショップを通じて、小学生たちが自ら手を動かしながら学べる貴重な機会を提供するため、東京電機大学は地域と連携を密にし、さらなる成長と発展を目指しています。子どもたちが「なぜ?」「どうして?」という疑問を持ち、それに対する答えを探し続けることができる場がここにあります。