地域貢献と稲刈り
2025-10-14 15:06:37

地域の地下水を育むNOKの挑戦、「水田オーナー制度」で稲刈りを体験

地域の地下水を育むNOKの挑戦



NOK株式会社は、地域の水資源を守るため、「水田オーナー制度」に7年間連続で協賛してきました。この取り組みの一環として、10月11日に行われた稲刈りイベントに、NOK熊本事業場の社員とその家族50人が参加しました。彼らは熊本県菊池郡大津町の水田で地域の生産者と共に、6月に植えた稲の収穫を行いました。

この「水田オーナー制度」は、地域の地下水を育むための活動です。水田に貯められた水が地中に浸透し、豊富な地下水を育成します。NOK熊本事業場は、735㎡の水田のオーナーとして、農作業を手伝いながら地下水の保全に貢献しています。今年収穫されたお米の一部は、熊本市のフードバンクやプロバスケットボールチーム「熊本ヴォルターズ」が運営する子ども食堂に寄付される予定です。

11月には、「かん養量証明書」が交付され、今年の地下水かん養量は約4,500トンにのぼる見込みです。この団体の活動に参加することで、社員は地下水の重要性や農業の魅力を学び、地域の自然環境についての理解を深めています。

稲刈り体験の風景



稲刈りの当日は秋晴れの絶好の天候でした。開会式では、くまもと地下水財団の担当者が、地下水保全の大切さを説明し、参加したNOKの社員に感謝の言葉を述べました。この活動は社員にとって、ただの作業ではなく、農業の豊かさや地域の水資源を守る意義を再認識する機会となっています。

参加者は、生産者から鎌の使い方を学び、実際に約1時間にわたって稲を収穫しました。「田植えから稲刈りまで参加できて、一年を通じて成長を感じられる」と話す社員もおり、家族で参加する人も多く、子どもたちにとって自然とのふれあいの貴重な体験となったようです。

参加者の声



多くの参加者は、自分の成長や、地域の自然の大切さを体験したことに感謝していました。小学1年生の子どもを持つ父親は、「毎年参加しているが、子どもの成長を感じることができ、特別な日に思えた」と嬉しさを語りました。また、初めての稲刈りに参加した親子は、貴重な体験を通じて地下水やお米についての関心を高めていました。

地域貢献とサステナビリティ



NOK熊本事業場は、水の保全を重要視し、地下水への影響を軽減するための地域活動を続けています。水資源を保護するために、湖の清掃や「水田オーナー制度」に協賛し、地域課題の解決にも寄与しています。

このような取り組みを通じて、NOKは地域のさらなる発展と、環境との共生を目指しています。今後も行政や環境保全団体との連携を深め、熊本の美しい自然を守るための活動を続けていく所存です。


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