名古屋でのゴミ拾いジョギングイベント「Nagoya Plogging Weekend」
2025年5月31日、名古屋市の中部電力MIRAI TOWERを発着地点として、約100人の参加者が集まり、「Nagoya Plogging Weekend effect supported by ミライLabo」が開催されました。このイベントは、一般社団法人海と日本プロジェクトin愛知県が主催し、次世代へと美しい海を伝えることを目的としています。
イベントの趣旨と内容
「Nagoya Plogging Weekend」は、エコに配慮しながらジョギングを楽しむ新しいスタイルのフィットネス、プロギングの一環です。プロギングは、スウェーデン発祥で、ごみ拾い(PlockaUpp)とジョギング(Jogging)を組み合わせた活動です。名古屋市の中心部で行われ、地域の美化と健康促進に寄与することが期待されています。
当日は親子連れや若者たちが集まり、朝8時にスタート。参加者はそれぞれのレベルに応じたコースを選び、準備運動の後にごみ拾いを始めました。コースは1.3㎞の初心者向けから、長めの2.5㎞まで、参加者はコースに沿ってごみを拾い集め、交流を深めました。
ごみ拾いの楽しさと意義
参加者たちはトングや軍手を使い、協力しながら街に落ちているごみを回収しました。「繋がり」を重視するこのイベントは、自然とコミュニケーションが生まれ、新しい友人を作る良い機会となりました。集められたごみは、可燃ごみやペットボトル、缶など含めて合計で25.7キロにも及び、環境保全の重要性を改めて実感する場となりました。
また、東京・有明で行われた「海ごみゼロウイークキックオフイベント」と中継を結び、名古屋の活動を全国に発信。特別ゲストとして公式キャラクターであるモリゾーとキッコロも参加し、場を盛り上げました。
参加者の声
イベント終了後、参加した子どもや保護者からは、「走りながらのごみ拾いは大変だったけど楽しかった」「体を動かしながら街をきれいにできて良い気分」といった声が寄せられました。また、「モリゾーとキッコロとの写真が撮れて嬉しかった」という喜びの声もありました。
結び
このように、プロギングは健康を維持しながら、地域の環境美化にも貢献できる素晴らしい活動です。今後もこのようなイベントが続き、さらに多くの人々が参加し、持続可能な社会を実現するためのアイデアが広がることが期待されます。海や自然を大切にし、次世代へ美しい環境を引き継いでいくためには、このような活動が重要です。