脱炭素と超電導
2026-06-17 17:24:23

日本超電導応用開発が脱炭素に向けた新技術開発に挑む

日本超電導応用開発が脱炭素に向けた新技術開発に挑む



日本超電導応用開発株式会社(本社:神奈川県茅ヶ崎市、代表取締役:大坪正人)が、神奈川県が推進する「カーボンニュートラル研究開発プロジェクト」に採択された。このプロジェクトは、「2050年脱炭素社会の実現」に貢献することを目的とし、独自技術であるしなやかな超電導線を用いた研究開発を進めるものだ。

プロジェクトの概要



採択されたプロジェクトは、令和8年度神奈川県カーボンニュートラル研究開発プロジェクト推進事業に基づいており、「しなやかな超電導線を用いた核融合炉向け低損失コイルの開発」をテーマにしている。このプロジェクトは、2027年3月まで補助金を受けて進められる。詳細は神奈川県の公式ウェブサイトでも確認できる。

超電導線の特長



当社が開発する極細の超電導線は、通常の銅線のように扱いやすく、変動する磁場の中でも発生する熱が少ないという特性がある。従来の技術ではコイルがテープ型であったり、太い線径が一般的だったため、曲げづらく発熱が多い課題があった。しかし、当社の新技術により、これらの問題が解消されることが期待されている。

進行中の研究開発



現在の補助事業では、実際の核融合実験装置において変動磁場下での発熱を確認するために、直径1メートル級のコイルでの実証を行う。この結果が成功すれば、さらなる研究と実用化への道が開かれることになる。

未来の展望



この研究を基にして、2030年頃には核融合実験とほぼ同じ風に構造での実証試験を行う計画が進められている。これにより、さらなるカーボンニュートラルの実現を目指し、エネルギー関連技術の社会実装が加速することが期待されている。

技術への期待



CTOの中山武は、本プロジェクトの超電導線について「銅線と同等の柔軟性と取り扱いの容易さを兼ね備えた製品であり、超電導応用の設計自由度を高める可能性を秘めている」と述べた。昨年度の実績として、小型コイルの試作・評価が行われ、その成果を踏まえて今回の研究に挑戦することが決まった。

企業プロフィール



日本超電導応用開発株式会社は、グローバルなサステナビリティに貢献すべく、世界で最も細く、しなやかな金属間化合物の超電導ワイヤーの製造と応用製品の開発に取り組んでいる。2023年に設立されたこの企業は、NIMSベンチャー第19号としても知られ、今後の展開がますます注目されている。

公式サイト:www.cho-dendo.jp

このように、日本超電導応用開発株式会社は脱炭素社会の実現に向け、新たな技術開発に力を注ぎ、その成果が社会にどのように貢献するのかが期待される。


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会社情報

会社名
日本超電導応用開発株式会社
住所
神奈川県茅ヶ崎市円蔵370
電話番号
0467-39-5161

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