株式会社シーアイエスが新型カメラをリリース
株式会社シーアイエス(CIS)は、東京都八王子市に本社を構え、高性能なカメラを手掛ける企業です。現在、同社は新たにリリースする8機種の高速カメラを発表しました。これらのカメラは、インターフェースに10Gbps USB3 Visionと12Gbps CoaXPressを採用しており、高速かつ高精度な画像処理が可能です。
多彩なモデルのラインアップ
新たに発表された8機種は、モノクロ、カラー、SWIRモデルと豊富なバリエーションが揃い、さまざまな用途に対応しています。特に、USB3.2 Gen2x1 10Gbpsのインターフェースを搭載したモデルは、国内メーカーとして初の試みです。
詳細なラインアップは以下の通りです:
1.
USB3.23Mモノクロ/カラー高速撮像モデル【VCC-3U101M/R】
2.
USB3.25Mモノクロ/カラー高速撮像モデル【VCC-5U101M/R】
3.
USB3.25MSWIRモデル【VCC-5U101SW】
4.
USB3.28MオリジナルISP搭載カラー出力モデル【VCC-8U101C】
5.
CoaXPress5Mモノクロ/カラー高速撮像モデル【VCC-5CXPHSM/R】
6.
CoaXPress12Mモノクロ/カラー高速撮像モデル【VCC-12CXPHSM/R】
7.
CoaXPress3MSWIRモデル【VCC-3CXP1SW】
8.
CoaXPress5MSWIRモデル【VCC-5CXP1SW】
これらのカメラは、高解像度での撮影が可能であり、特に高速な撮影が必須なFA用途や、AGVやAMRといった産業用ロボットに搭載されることを想定して設計されています。
先進的な機能とデザイン
新しいUSBシリーズとCoaXPressシリーズは、フレームグラバーを必要とせず、一つのUSBケーブルで画像の伝送、カメラの制御、給電が行えます。これにより、システム構築が簡単かつコスト効率良く行えます。また、CIS独自のClairvu™ ISPを搭載したモデルは、外部リソースを使わず超高精細なカラー画像を出力します。
さらに、両シリーズでは低消費電力設計を徹底しており、製品サイズも従来のものに比べて大幅に小型化されています。
国際画像機器展への出展
近日中に開催される国際画像機器展では、12月4日から6日まで、同社の新製品が展示されます。これを機に、最新技術を直接体験できる絶好の機会となっています。当社ブース(ブース番号18)にもぜひお立ち寄りください。
会社概要
株式会社シーアイエスは、高性能カメラや画像処理関連製品の設計・製造・販売を行うメーカーです。様々な分野に利用されるその製品は、医療やセキュリティ、放送など多岐にわたります。小型かつ高性能な仕上がりが特徴であり、最新のデジタルインターフェースや画像処理技術の開発に日々取り組んでいます。
この新しい8機種は、技術者や研究者にとって待望の製品であると言えます。
詳細な製品情報は、公式ウェブサイトでも確認できます。