加賀市の学校給食に植物性アイスが登場
石川県加賀市では、全中学校において100%植物性アイス「エクリプスコ」が2025年9月19日(金)から提供されることが発表されました。これは、エクリプス・フーズ・ジャパン株式会社と加賀市が締結した包括連携協定に基づいて実施され、地域の子どもたちに環境に配慮した食品やアレルギー対応食を体験する機会を提供することを目的としています。
背景と目的
エクリプス・フーズ・ジャパンは、加賀市との連携を通じて、持続可能な社会の実現や子どもたちへの食育を推進することを目指しています。今回の取り組みでは、以下のような効果が期待されています。
- - アレルギーや食の多様性に対する理解の促進
- - 環境配慮型の食選択肢への体験
- - SDGs(持続可能な開発目標)に向けた実践的な学習
「エクリプスコアイス」を通じて、生徒たちは持続可能な未来の食について考え、関心を深めることができます。
提供概要
ここでの具体的な提供内容は以下の通りです。
- - 提供日: 2025年9月19日(金)
- - 対象校:
- 加賀市立東和中学校
- 加賀市立錦城中学校
- 加賀市立片山津中学校
- 加賀市立山代中学校
- 加賀市立山中中学校
- 加賀市立橋立海青学園
- - 提供対象人数: 1,415人(2025年9月現在)
製品について
エクリプスコアイスは、米国カリフォルニア発の「Eclipse Foods」が開発したもので、すべて植物由来の成分から作られています。特に、牛乳、卵、ナッツ、大豆などのアレルギー特定原材料28品目は一切使用しておらず、乳糖不耐症やアレルギーを持つ人でも安心して楽しむことができる製品です。また、植物性でありながら乳製品に近い滑らかさとコクを持つ点が特徴で、製造過程においてもCO₂排出量が通常の乳製品に比べ約65%削減されています。これにより、地球にも体にも優しいスイーツを給食の場に提供することが可能になります。
今後の展望
エクリプス・フーズ・ジャパンは、地域の自治体や教育機関と連携し、子どもや若者に多様な食文化や環境に配慮した食品との接点を創出していきます。持続可能な社会を実現するため、次世代の担い手が「未来の食」について考える機会を引き続き提供することに注力していく予定です。
会社概要
エクリプス・フーズ・ジャパンは、カリフォルニアに本社を持つスターアップ「Eclipse Foods」の日本法人です。代替乳製品を提供することで、持続可能な食の可能性を広げる企業として、動物性原料を使用しないおいしいプラントベース製品をお届けすることを目指しています。
会社詳細
- - 会社名: エクリプス・フーズ・ジャパン株式会社
- - 所在地: 東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング
- - 代表者: 御宮知香織
- - 事業内容: 代替乳製品の製造、販売、輸出入
- - 公式URL: エクリプス・フーズ・ジャパン
- - Instagram: @eclipsefoods_jp
このように、加賀市の中学校での給食に植物性アイスが取り入れられることで、今後も栄養管理や環境意識の向上に大きく寄与する見込みです。