福岡の猫救済
2017-08-01 07:00:05
福岡の野良猫救済活動に貢献するLINEスタンプサービス発表
福岡の野良猫救済活動での革新
福岡市に拠点を置く公益社団法人福岡県獣医師会の「いのちをつなぐ委員会」が、存在意義のある活動を続けています。猫の不妊去勢手術を行うことで、無責任な飼い主や台所事情による猫の飼育放棄の影響を減らし、殺処分ゼロを目指しています。今回、Exist Japan株式会社が運営するLINEスタンプ制作サービス「Hapi Sta!」との提携により、新たな資金調達手段が生まれました。
この提携により、Hapi Sta!で制作されたLINEスタンプの販売から得られる売上の一部が、野良猫の不妊去勢手術費用に充てられることが決定しました。これにより、福岡県内での飼い主のいない猫たちが助けられ、命を救われる可能性が高まります。
野良猫問題の現状
日本には多くの野良猫が存在し、彼らは厳しい環境の中で生きています。無責任な飼育放棄や過剰繁殖による影響で、路上で生活する猫たちが多く、彼らは食べ物を探し、冬の寒さや他の動物からの攻撃、病気、交通事故などのリスクにさらされています。特に子猫の生存率は極めて低く、1歳まで生き延びられる確率はわずか20%です。これらの悲劇を少しでも減らすためには、不妊去勢手術が不可欠です。
LINEスタンプでの貢献
Hapi Sta!は、自分のペットの画像をもとにオリジナルのLINEスタンプを制作できるユニークなサービスです。ユーザーはスマートフォンで撮影した写真をLINEで送信し、希望のセリフを添えてスタンプ制作が可能です。そのスタンプが完成した際には、LINEで気軽に友人や家族へ送信できる魅力があります。
マーケットプレイスでのスタンプ販売の一環として、制作料金の一部が野良猫の不妊去勢手術費用となるため、利用者は楽しみながらも社会貢献を実現できます。具体的には、1セット8個のスタンプを3,500円で制作し、そのうち500円が猫たちの手術費用として寄付される仕組みとなっています。
業界団体と地方支援
福岡県内の医療機関が参加する「いのちをつなぐ委員会」では、過去6年間で3,600頭、今年度には700頭以上ののら猫の不妊去勢手術を行う予定です。この取り組みを支援するために、福岡県内の270病院でHapi Sta!のポスター掲示とチラシ配布が開始されます。これにより、地域の人々がこの活動の意義を理解し、支援する機会が広がります。
未来への展望
福岡県獣医師会は、今回の取り組みにより、地域の環境問題や猫との共存に向けて一歩前進します。人間と猫の共生が可能な社会の実現を目指して、これからも活動を続けていく意向です。
「Hapi Sta!」のオリジナルLINEスタンプを通じて、少しでも多くの猫たちを救う手助けに参加してみませんか。楽しいスタンプを作ることが、社会貢献につながるのです。
会社情報
- 会社名
-
Exist Japan株式会社
- 住所
- 大分県大分市末広町1丁目5番16号ユナイテッド末広ビル3F
- 電話番号
-
050-5892-0368