情報通信審議会の第76回接続政策委員会がオンラインで開催予定
情報通信審議会の第76回接続政策委員会が近づく
令和7年12月24日(水)午前10時に、総務省が主催する「情報通信審議会」の第76回接続政策委員会が開催されます。今回はオンライン形式で行われ、主要な議題が議論される予定です。業界の方向性を決定づける重要な会議であり、参加企業や関係者の注目が集まっています。
議題の詳細
今回の委員会では、以下の三つの主要な議題が取り扱われます。
1. 長期増分費用(LRIC)方式の適用見直し についてのヒアリング
- この方式は接続料の算定において重要な役割を果たしています。現行の方法が有効かどうかの再検討が行われ、業界全体のコスト構造にインパクトをもたらすことが予想されます。
2. 音声接続料に係るビル&キープ方式の原則化の検討
- 音声通話に関する費用算定方法についても議論されます。この制度の原則化は、各通信事業者のビジネスモデルに影響を与える可能性があります。
3. メタル縮退を踏まえた電柱等・土木設備に係る費用配賦の在り方
- これまでのインフラ設備の取り扱いに関して、費用の配分がどのように変わるかが議論されます。技術の進化や社会の変化に伴い、これまでのやり方を見直すことが求められています。
参加企業と資料
参加する企業からは具体的な資料が配布されます。例えば、KDDI、NTTドコモ、ソフトバンク、楽天モバイルをはじめとする主要通信事業者が登壇し、自社の見解を述べます。これらの資料は、議題に基づく詳細な情報を含み、委員会の議論を支える重要な資料となります。
開催の意義
このような委員会は、通信業界のルールや費用設定に大きな影響を与えるため、業界全体が注目しています。また、国民へのサービス質の向上を目指す中で、透明性ある議論が求められます。企業側もこの機会を捉えて発言できる点は重要であり、様々な観点からの意見が集まることが期待されています。
今後の発表や進展に注目が集まります。議事概要は会議終了後に公開予定ですので、最新情報をチェックすることが重要です。