HAYの新しいUGC活用戦略
デンマーク発のインテリアブランド「HAY」が、ユーザー生成コンテンツ(UGC)を活用した新たな戦略を打ち出しました。株式会社ヤプリと株式会社visumoとの連携により、HAY公式アプリ内でUGCをシームレスに活用することが可能になったのです。この取り組みにより、HAYの世界観を楽しむユーザー同士のつながりが強化され、購買促進に繋がる好循環が実現されると期待されています。
アプリの新機能について
HAY公式アプリでは、Instagramで発信されたユーザーの投稿をダイレクトにアプリ内に取り入れることができるようになりました。具体的には、「#HAYのある暮らし」というハッシュタグで投稿されたユーザーのスタイリングアイデアを収集し、アプリ内で展示します。これにより、ただの情報提供だけでなく、ユーザーが実際にHAYの製品をどのように使用しているのかをリアルに伝え、ブランドへのエンゲージメントを深めることが可能です。
利用者にとって、ブランドの世界観を体験したユーザーの生の声を聞くことで、HAY製品への理解と関心が高まります。これまでは、アプリを通じてECサイトへ遷移していたユーザーも、他のWEBページに移動することなく、アプリ内で直接UGCを閲覧し、購入へと進むことができるため、よりスムーズな体験が提供されます。
シームレスな購買体験の構築
HAY公式アプリでは、ユーザーが気になった投稿をクリックすることで、その投稿内で使用された商品の購入導線も表示される仕組みが導入されています。これにより、気軽にUGCを楽しむことができるだけでなく、興味を持ったアイテムについて即座に購入を検討できるようになっています。アプリ内での閲覧体験を大切にすることで、より多くの消費者にHAYの魅力を届ける戦略が功を奏しています。
HAYによるオンラインセミナーの開催
また、HAYは今後の活動の一環として、オンラインセミナーの開催を予定しています。3月18日に実施されるこのセミナーでは、HAYの公式アプリにおけるUGCの活用方法や、その効果について深掘りしていく予定です。参加者には、HAY製品の魅力をより理解できる貴重な機会となるでしょう。
まとめ
HAYのUGCを活用した新たなアプローチにより、ブランドの魅力をより多くの人々に伝え、快適な購買体験を提供することが可能になりました。今後の展開にも期待が高まります。ブランドと顧客が一体となり、共に成長する新しいマーケティングモデルが今、幕を開けました。