日鉄環境エネルギーソリューションが新たな相談体制を導入
約1,900名の社員を抱える日鉄環境エネルギーソリューション株式会社(以下、同社)は、社員の職場環境を改善し、より安心して働ける体制を整えるため、株式会社Smart相談室が提供する「Smart相談室」を新たに導入しました。この外部の社外相談窓口サービスは、特に働き方の多様化が進む今日において、社員が気軽に相談できる場を提供することにより、今後の組織の意思決定や改善策に寄与することが期待されています。
社員の悩みの解消を目指して
同社が「Smart相談室」を導入する背景には、近年の働き方の変化に伴い、特に社歴の浅い若手社員を中心に「誰に相談すればよいのかわからない」「ちょっとした悩みでも話しづらい」といった声が多く寄せられています。それに対する認識の高まりから、相談しやすい環境の整備は急務だと考えられています。また、全国に60以上の拠点を持つ同社では、職場の雰囲気が拠点ごとに異なり、特に人間関係が密になりやすい環境では些細な悩みを相談することが難しいとされてきました。このようなニーズに応えるためには、外部の専門家による相談窓口が有効であると判断されたのです。
専門家の力を活用した支援
「Smart相談室」では、産業カウンセラーや臨床心理士、キャリアコンサルタントなど、さまざまな専門家が在籍し、多岐にわたる相談に応じています。メンタルヘルスからキャリア、人間関係に至るまで、社員が抱える悩みを丁寧にサポートすることが可能です。さらに、利用者が自身のニーズに合わせて相談相手を選ぶことができるため、より主体的で利用しやすい環境が整っている点も特徴です。
データを活用した職場環境の改善
「Smart相談室」の利用状況については、定期的にフィードバックが提供されるため、どのような悩みが多いのかを把握できます。この情報は、今後の人事施策や職場環境改善に活用できるため、組織全体の成長に寄与する要素となるでしょう。特に、プレゼンティーズム(出勤しているが働くことが困難な状態)の改善や離職率の低下は、経営課題としても注目されています。職場環境の整備を通じて、社員が心身ともに健康な状態で、安心して働ける環境を提供することを目指します。
働きやすさの向上と企業の成長
日鉄環境エネルギーソリューションは、今後もSmart相談室を利用することで、プレゼンティーズム改善の道を目指し、社員の声をしっかりと受け止めていく方針です。この取り組みは、組織の生産性を向上させるだけでなく、社員のエンゲージメント向上や離職防止にも寄与すると期待されています。
結論
「Smart相談室」の導入によって、日鉄環境エネルギーソリューションは社員一人ひとりの心の声を大切にしながら、安心して働ける職場づくりに邁進していくことになります。今後、どのようにこの新しい相談体制が機能していくのか、社員の健康経営と企業の成長がどのように結びついていくのかが注目されます。