國重友美 英漢字®展
2023-09-15 15:35:31
パレロイヤル50周年記念!書家・國重友美さんの英漢字®展が華やかに開幕
パレロイヤル50周年記念!書家・國重友美さんの英漢字®展が華やかに開幕
大阪・中之島のリーガロイヤルホテル大阪にあるショッピングギャラリー「パレロイヤル」では、9月15日より『パレロイヤル誕生50周年スペシャルイベント 國重友美 英漢字®展』が開催されました。
初日には、書家である國重友美さんをお迎えし、トークショーが行われました。100名近くの来場者が、國重さんの登場を待ちわびる中、華やかな着物姿で國重さんが登場すると、会場は熱気に包まれました。ホテルの吹き抜け構造を生かし、ロビー階からもトークショーを楽しめる工夫が凝らされていました。
國重さんにとって、大阪は学生時代を過ごした場所であり、キャリアをスタートさせた街でもあります。20周年を迎える節目の年に、故郷である関西で個展を開催すること、そしてそれがパレロイヤルの50周年記念イベントとして開催されることに、國重さんは感無量の様子でした。
トークショーでは、英漢字®を創作するに至った経緯や、創作におけるこだわりについて語られました。文化の進歩を形にしたいという熱い思いから生まれた英漢字®は、國重さんが自ら定めたルールに基づいて創作されています。また、長年憧れていたリーガロイヤルホテルとパレロイヤルに相応しい作品を展示するというコンセプトのもと、初期の作品から最新作まで幅広く展示されました。
会場となったパレロイヤル広場には、英語と日本語が融合した39点の英漢字®作品が展示されました。墨だけでなく顔料を使用したものや、特殊加工された紙に描かれた作品、さらに自身の体に墨を塗りつけて紙に転写した「人拓」など、多様な技法と表現方法が用いられています。それぞれの作品は、作者の意図が込められた額縁に納められ、来場者らは作品に見入っていました。特に、干支をモチーフにした動く針を組み込んだ時計は、國重さんの情熱と独創性を象徴する作品と言えるでしょう。
来場者たちは、英語と日本語がどのように融合し、表現されているのかをじっくりと鑑賞していました。國重さんの熱い想いが込められた作品群は、来場者に深い感動を与えたことでしょう。
本展は9月28日まで開催され、入場は無料です。パレロイヤル50周年の節目にふさわしい、見応えのある展覧会となっています。
國重友美さんプロフィール
アルファベットと漢字を組み合わせた独自の書体「英漢字®」を考案。国内外で個展を開催し、高い人気を誇ります。主な作品提供先には、三省堂書店の中学・高校英語教科書、NHK大河ドラマ『花燃ゆ』の題字、ケツメイシへの作品提供などがあります。また、クリスチャンディオール、シンガポール、アトランタなどでも英漢字パフォーマンスを披露しています。
パレロイヤルについて
1965年、「大阪ロイヤルホテル」の地階に9店舗の「ロイヤルアーケード」が開店。1973年の新館完成を機に、欧米の一流ブランドを集めたショッピングゾーンへと生まれ変わり、「パレロイヤル」と名付けられました。以来、ファッションギャラリーとしての役割だけでなく、様々な文化イベントを開催し、地域社会に貢献しています。50周年を迎えるにあたり、『恋した50年、愛する50年』というキャッチフレーズを掲げ、上質な時間と空間を提供することで、来場者に「ときめき」を感じてもらえるよう努めています。
会社情報
- 会社名
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パレロイヤル会
- 住所
- 大阪府大阪市北区中之島5‐3‐68パレロイヤル会
- 電話番号
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