サニーズ、プライバシー管理ツール「Privaco」をブラウザ版へ正式リリース！

サニーズが発表した新しいプライバシー管理ツール「Privaco」ブラウザ版

サニーズ株式会社は、このたび自社開発のプライバシー管理ツール「Privaco」のブラウザ版を正式にリリースしたことを発表しました。このツールは、パソコンやスマートフォンのブラウザを使って、さまざまなWebサービスのパスワードやメールアドレスを安全に管理するものです。特に、PC版ではGoogle Chrome拡張機能が搭載されているため、サービスの登録やログインが非常にスムーズに行えます。

Privacoブラウザ版の主な機能

「Privaco」ブラウザ版には、いくつかの便利な機能が搭載されています。まず注目すべきは、仮想メールアドレスの発行機能です。各サービスごとに個別のメールアドレスを生成することができるため、自分の本来のメールアドレスを公開せずにプライバシーを守ることができます。この生成されたメールアドレス宛てに送信されたメールは、通常使用しているGmailなどへ自動転送される仕組みになっています。

次に、ログイン情報の自動生成機能です。新たにWebサービスに登録する際に、ワンクリックでユニークなメールアドレスや強力なパスワードを生成でき、必要に応じて文字数や記号を調整することも可能です。この利便性を利用するには、Google Chromeの拡張機能が必要ですが、スマートフォンでの利用については今後提供予定のモバイルアプリを待つ必要があります。

さらに、ログイン情報の自動保存・自動入力機能も注目です。新規登録時に入力したパスワードやパスキーを検知し、次回以降のログイン時に自動で入力候補として表示されます。この機能で、毎回の手間を省くことができるでしょう。

今後の展望と追加予定機能

サニーズは、Privacoの機能拡充に向けた計画も発表しています。2025年10月以降には、専用アプリを通してスマートフォンからの自動生成・自動保存・自動入力が可能になる予定です。これにより、ユーザーは端末やOSに依存せず、どこからでも安全にアクセスできるようになります。

また、Googleパスワードマネージャーや1Passwordなど、他のサービスからの情報のインポートおよびエクスポート機能も提供予定です。さらに、家族やチームでメールアドレスやログイン情報を共有できるプランも計画されています。この機能により、安心して情報を他メンバーへ引き継ぐことができるようになります。