畑中食品、新工場建設
2025-01-30 13:16:14

株式会社畑中食品、冷凍食品新工場を鹿児島に建設へ、2026年度末完工予定

畑中食品、冷凍食品の新工場を鹿児島に建設



2025年4月1日、株式会社ニップンが株式会社畑中食品を連結子会社とすることが発表され、これに続いて、畑中食品が鹿児島県出水市に冷凍食品の新工場を建設することが決まりました。この新工場の竣工は2026年度末を予定しており、冷凍食品事業のさらなる拡大が期待されています。

冷凍食品事業の現状と展望



畑中食品の冷凍食品事業は、近年の単身世帯の増加や、忙しい現代人の「時短」・「簡便」な食ニーズの高まりを受けて、特に評価されています。

「オーマイプレミアム」などの個食パスタや、1食で完結するワンプレート商品の人気があり、出荷量の増加が見込まれています。これらのニーズに応えるため、供給体制の強化が必要であり、新工場建設はその重要なステップといえるでしょう。

新工場の概要



新工場は、鹿児島県出水市平和町520番地に位置し、約42,600㎡の敷地面積を持ちます。このプロジェクトには170億円が投資され、生産能力は114百万食/年を予定しています。生産される主な商品は家庭用冷凍食品で、今後の成長が期待されています。

新工場には、自動化技術が導入されることで、製造プロセスの省力化が図られます。これにより、当社及びグループ企業の冷凍食品工場の中では最大規模の食数を誇り、効率的な生産体制を確立するとしています。

成長戦略の一環として



今回の新工場建設は、畑中食品が2022-2026中期目標の成長領域に掲げる冷凍食品事業において、供給体制を強化するための重要な施策です。ニーズの増加に応えるために、製品の品質向上と生産能力の増強を図ることで、競争力を高めていく考えです。

この新工場の完成により、畑中食品はさらなるブランドの成長と市場シェアの拡大を目指していくでしょう。冷凍食品業界における新たな動きに、今後も注目が集まります。新工場の設立によって、私たちの食卓にもより多様で美味しい冷凍食品が届くことを期待しています。


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