沖縄のEF Polymerに投資
2025-04-16 14:23:35

オイシックス・ラ・大地が沖縄のEF Polymerに投資!持続可能な農業の未来を切り開く

オイシックス・ラ・大地がEF Polymerに投資



オイシックス・ラ・大地株式会社の投資子会社、Future Food Fundが沖縄のスタートアップEF Polymerに新規投資を行いました。本件は、Future Food Fundの第37号投資案件です。この取り組みは、持続可能な農業の未来を考える上で非常に重要な一歩となります。

水資源に関する課題



世界全体で迫り来る水不足は、農業においても深刻な課題となっています。日本国内ではまだ顕在化していないものの、世界的には過去50年で水の使用量が2.9倍にもなり、その60%が農業用に使用されているという現状があります。このことから、水資源の有効活用は今後ますます重要になるでしょう。

EF Polymerの技術とその背景



EF Polymerは、農業の持続可能性を高める高吸水性ポリマーを製造・販売しています。このポリマーは、自重の50倍の水を吸収可能で、土壌の保水力を向上させ、農作物の収穫量を増加させる効果が期待されています。特に、気候変動による干ばつが予想される地域での農業を支えるための重要なソリューションです。

EF Polymerは、バナナやオレンジなどの農業廃棄物を利用した自然由来のポリマーを開発しています。これにより、化学的な製品に比べ、環境への負荷を大幅に低減し、約1年で完全に生分解されるという特性が備わっています。

創業者の思いとビジョン



創業者のナラヤン・ラル・ガルジャール氏は、インドの小さな村で生まれ育ちました。そこでの水や土壌の問題に直面し、農業を営む両親を目の当たりにしながら、自らの技術を用いて環境問題の解決を目指すことを決意しました。彼は沖縄科学技術大学院大学で起業支援プログラムに参加し、EF Polymerを設立しました。

EF Polymerは、今後も日本国内外での企業展開を目指し、Future Food Fundはその成長を支援すると述べています。

持続可能な農業を推進するEF Polymerの未来



EF Polymerは、その高吸水性ポリマーを日本、インド、アメリカ、フランスなどで販売しながら、約20カ国での実証実験を進めています。環境負荷を軽減しつつ、農作物の生産性を高めるというビジョンは、多くの農家の持続可能な運営を可能にします。

未来に向けて、EF Polymerは、循環型社会を実現するための重要なプレイヤーとなるでしょう。

まとめ



今回のオイシックス・ラ・大地の投資は、持続可能な農業の未来を見据えた取り組みであり、EF Polymerの技術が世界中の農業問題を解決する助けとなることが期待されます。今後の展開に、ぜひ注目していきましょう。


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会社情報

会社名
オイシックス・ラ・大地株式会社
住所
東京都品川区大崎1-11-2ゲートシティ大崎イーストタワー5F
電話番号
050-5305-0549

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