阪神甲子園球場に新たなアートスポット誕生！ミューラルがボールパークを彩る

兵庫県西宮市の阪神甲子園球場のボールパークエリアに、新たなアートスポットが誕生しました。商業施設「甲子園プラス」の東側壁面に、野球をテーマにしたミューラルが設置され、球場を訪れる人々を楽しませています。

このミューラルは、「未来を担う子どもたちへの応援」をテーマに制作されました。がむしゃらに野球をする男の子と、真剣な眼差しでエールを送る女の子がメインに描かれており、阪神タイガースのロゴも加わることで、作品に遊び心と力強さが加えられています。

制作を担当したのは、神奈川を拠点に活動するアーティストのPHIL氏。キャラクターを得意とし、写実的なものから平面的なものまで、繊細なタッチで表現することで知られています。今回の作品では、PHIL氏の個性的なキャラクターが、壁面いっぱいに広がり、野球の楽しさを力強く表現しています。

ミューラルは、壁面に描かれるアートで、その圧倒的なスケール感とアーティストの個性が生み出す独創的な芸術性から、近年注目を集めています。国内でも、様々なアーティストが企業や自治体と連携し、街の活性化に貢献しています。

「甲子園プラス」は、ミューラルを通して、ボールパークや野球の楽しさを発信するとともに、街を明るく彩る「まちなかのアート」として、地域の人々に親しまれる空間を目指しています。ミューラルをきっかけに、多くの人がアートに触れ、新たな発見や感動を得られることを期待しています。

ミューラル制作の背景

「甲子園プラス」は、阪急阪神ビルマネジメント株式会社が運営管理を行う商業施設です。今回のミューラル制作は、同社が「ボールパークに新たな魅力を創出したい」という思いから実現しました。

「WALL SHARE株式会社」は、ミューラルを活用したまちづくりや企業プロモーションなどを展開する企業です。同社は、設立以来150以上のミューラルを手掛けており、今回のプロジェクトでも、企画から制作、運営までをサポートしました。