SUNSPEL、新たな歴史の一歩を踏み出す
160年以上の歴史を持つ英国発のラグジュアリーブランド「SUNSPEL」が、日本市場に向けた新たなステップを踏み出しました。2022年8月1日に設立された「SUNSPEL株式会社」は、これまでのアングローバルとのパートナーシップを経て、自社での運営により、日本の消費者に対してより近い存在を目指します。
目的とビジョン
新会社の設立は、日本市場でのニーズに迅速かつ丁寧に応えることを目的としています。顧客の要望に耳を傾け、よりパーソナルなサービスの提供を進めることで、さらなる成長を目指すことが期待されています。また、サンスペルはブランドの核となる哲学を維持しながら、日本市場に特化した運営を行うことで、より一層のブランド力の向上を図る方針です。
シンプルな美学と品質の追求
サンスペルの代表的なアイテムである白いコットンTシャツは、ワードローブ必須のアイテムとされています。ここ100年、サンスペルはその究極の形を追求してきました。カリフォルニア産のスーピマコットンを使用し、柔らかさや快適さ、耐久性にこだわることにより、クラシックなフィット感を持つクルーネックTシャツを生み出しています。このデザインには洗練されたシンプルさがあり、必要最小限のディティールのみを残しています。
1世紀に及ぶ英国のクラフトマンシップが、こうした完璧なシンプルさを生み出す要因となっています。モダンなアイコンたち、たとえばイドリス・エルバや、ダニエル・クレイグが演じる007のボンドも、サンスペルのアイテムを愛用しています。
サンスペルの歩み
サンスペルの歴史は1860年にまで遡ります。当初、トーマス・ヒルがノッティンガムで創業し、1908年には世界初の高級Tシャツを製造しました。1935年には社名を「サンスペル」へ変更し、1937年には工場をロング・イートンに移転しています。その後、1947年には英国初のボクサー・ショーツを発売。1982年にはLevi’sの広告キャンペーンにも登場し、その名は広まりました。
2006年には映画『007/カジノ・ロワイヤル』でダニエル・クレイグが同ブランドのリビエラポロを着用するなど、サンスペルはますます注目を浴びました。2010年にはロンドンに初店舗をオープンし、2018年にはニューヨークのSoHoに米国初の店舗を開設。また、2022年には新たに日本法人を設立し、今後の展開が期待されています。
会社概要
- - 会社名:SUNSPEL株式会社
- - 設立日:2022年8月1日
- - 代表者:代表取締役 鈴木泰人
- - 事業内容:SUNSPELブランドのEC事業運営及び卸売業務
- - 所在地:東京都渋谷区代官山町20-14 #503
- - TEL:03-6712-7065
- - E-mail:[email protected]
- - URL:SUNSPEL公式サイト
新たに立ち上げられる日本専用ECサイトは、2023年3月1日を予定しており、多くのファンの期待が寄せられています。サンスペルは、今後も高品質な製品を通じて、日本市場での存在感を深めていくことでしょう。