黒が放つ高機能!アパレルブランド『Macqlo』が8ヶ月で売上1億円突破!
2024年3月に誕生したアパレルブランド『Macqlo(マックロ)』が、大きな成功を収めています。黒を基調とした高機能なアイテム展開で、わずか8ヶ月という短期間で売上1億円を突破、累計販売数も1万着を達成したのです。この快挙の裏側を探るべく、ブランドの戦略や人気の秘密に迫ります。
コンセプトは「黒×高機能」
『Macqlo』は、「ファッションの悩みなんて、すべて真っ黒に塗りつぶせ。」というコンセプトを掲げています。30~40代男性をターゲットに、服選びに煩わしさを感じながらも、機能性や質にはこだわりたいというニーズに応えるブランドです。
独自素材「ultimex」が人気の鍵
ブランドのアイテムに使用されているのは、独自開発素材「ultimex(アルティメックス)」です。ストレッチ性、撥水性、速乾性、耐久性に優れたこの素材は、着心地と機能性を両立。シンプルながらも洗練されたデザインと相まって、多くの男性を魅了しています。
渋谷MIYASHITA PARKへの出店も成功に貢献
オンラインストアに加え、2024年6月には東京・渋谷のMIYASHITA PARKに旗艦店をオープン。店頭では、『Macqlo』のPB商品に加え、セレクトした60以上のブランドのアイテムも取り扱っています。オンラインとオフラインを連携させたOMO施策も、顧客満足度向上に貢献しているようです。
驚異的な成長を支える要因
わずか8ヶ月でこれだけの成果を上げた背景には、いくつかの要因が考えられます。まず、ターゲット層である「黒好き」男性からの圧倒的な支持が挙げられます。新規顧客だけでなく、リピーターの獲得にも成功し、全体の25%をリピーターが占めるまでに至っています。中には、15回以上購入しているロイヤルカスタマーも存在するとのことです。
さらに、独自素材「ultimex」への高い評価もブランドの成長を後押ししています。「ultimex」の機能性と着心地に魅了されたファンが急増しており、その人気は口コミを通じて拡大しているようです。有名インフルエンサーや著名人からの紹介も認知度向上に大きく貢献しています。
また、秋冬物が売れにくい厳しい市場環境の中でも、10月には過去最高の単月売上を記録。そのうち45%を2024年秋冬コレクションが占めている点は注目に値します。
今後の展望
『Macqlo』は、来年度中にリピート率50%の達成を目指しています。現状でも高いリピート率を誇る同ブランドですが、さらなる顧客満足度の向上とブランド認知度向上によって、更なる成長が期待されます。
商品ラインナップ
『Macqlo』では、高機能なアウターからニット、パンツまで幅広いアイテムを展開しています。全て「ultimex」を採用し、撥水性や速乾性といった機能性はもちろん、自宅で洗濯できるウォッシャブル仕様も魅力です。価格帯は1万円台から4万円台と、幅広い層が手に取りやすい価格設定となっています。
まとめ
『Macqlo』の成功は、明確なターゲット設定、高機能素材へのこだわり、そしてオンラインとオフラインを融合させた戦略の成果と言えるでしょう。黒を基調としたシンプルながらも洗練されたデザインと、高い機能性を両立させたアイテムは、現代の男性のニーズを的確に捉えていると言えるのではないでしょうか。今後の展開にも注目です。