冬を元気に過ごすための発酵食品「にごり酢まつり」とは

注目の発酵食品「にごり酢まつり」

日々の健康を支える発酵食品が注目を浴びる中、特に「にごり酢」にスポットライトが当たっています。この冬、東京・下北沢で開催される「にごり酢まつり」は、その魅力を存分に体験できる年に一度の特別イベントです。今年も「酢酸菌ライフ」が主催するこの祭りでは、全国から選りすぐりの蔵元が集まり、にごり酢やコンブチャの試飲・販売を行います。日程は11月25日、すなわち「いいにごり酢の日」として広く認知されています。

にごり酢とは何か？

一般的に知られるお酢は透明ですが、にごり酢は昔ながらの製法で作られ、酢酸菌がそのまま残っているのが特徴です。江戸時代には、ろ過技術が発展していなかったため、にごり酢は一般的に流通していました。しかし技術が進化すると、透明なお酢が主流に。そして近年、酢酸菌の健康作用が注目され、再びにごり酢の価値が見直されています。このままのペースで進むと、酢酸菌を含むにごり酢のメーカーは2025年には11社に増加することが見込まれています。

イベントの詳細と体験プログラム

11月25日の「にごり酢まつり」は、下北沢のBONUS TRACK内で開催され、来場者はさまざまなにごり酢やコンブチャを試飲・販売することができます。また、特別にミシュラン・ビブグルマンに8年連続で選ばれた名店「按田餃子」とのコラボ企画も見逃せません。看板メニューである「大根と搾菜の餃子」を使用し、にごり酢との食べ比べも楽しめます。

このイベントは、13時30分にオープニングセレモニーがスタートし、14時から17時までは全国の蔵元によるにごり酢・コンブチャの試飲と販売が行われます。さらに、会場近くの発酵デパートメントでは、出品者の商品の購入も可能。自分好みのにごり酢を見つける絶好のチャンスです。

伝統を次世代へ

「いいにごり酢の日」は、酢酸菌やにごり酢の文化を次世代に継承するために制定されました。この祭りを通じて、参加する蔵元たちがその思いを共有し、伝統的な味わいと健康価値を現在の食文化に取り戻すことを目指しています。

出展企業と商品ラインアップ

当日は、全国から11社以上の蔵元が参加予定です。代表的な企業には、飯尾醸造や尾道造酢などがあり、それぞれ自慢のにごり酢やコンブチャを紹介します。
この冬は、健康的な発酵食品で心も体も温めることができる、「にごり酢まつり」にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか？

サポート団体「酢酸菌ライフ」は、酢酸菌を食文化として復刻し、その健康価値を広める活動をしています。