地域を支える提携
2024-12-09 10:36:01

ユーティルとハタフル、地方創生に向け資本業務提携を発表

地方企業支援の新たな動きが始まる



株式会社ユーティルと株式会社ハタフルが、地方創生を目的とした資本業務提携を締結した。これにより、福島県を拠点とするハタフルは、東京に本社を置くユーティルと共に、中小企業に向けたデジタル化支援を本格化させる。特に注目するべきは、彼らが共同で展開する「ホームページできるくん」による各種サポート体制である。

ハタフルの役割と実績



ハタフルは、福島県郡山市で「マーケティング×デザイン」を軸に成長してきた企業である。代表の臼井氏は、東京で培ったWebマーケティングの知見を活かし、地方の中小企業に特化したWeb制作やデジタルマーケティング支援を行ってきた。また、同社は「ハタフルアカデミー」というデザイン教育プログラムも提供し、地域の雇用創出にも貢献している。

提携の狙い



今回の提携は、ユーティルが運営する「ホームページできるくん」というサービスを通じて、アカデミー卒業生が低価格で高品質なWeb制作に参加する仕組みを開発することを狙いとしている。これにより、地方のクリエイターに仕事を提供しながら、中小企業には手軽な価格でデジタル化を推進することが可能になる。

この取り組みにより、福島県から全国の中小企業のデジタル化が加速し、地方創生を実現することが期待されている。

「ホームページできるくん」の特徴



「ホームページできるくん」は、数千円という低価格で高品質なホームページ制作が依頼できるサービスである。具体的には、工務店や飲食店、サロン、企業向けなど、多岐にわたるニーズに対応しており、完成後の修正も無料で行えるため、利用者にとって非常に使いやすい。このサービスは、SNS連携や予約機能、店舗のためのカレンダー機能も搭載し、何より面倒なサーバー契約が不要である点が大きな魅力となっている。

また、デザイン確認のプロセスも持ち、安心して依頼できる体制が整っている。

代表の臼井氏のコメント



臼井氏は、今回の提携による強固な協力体制が、中小企業のデジタル化だけでなく、地域のクリエイターの雇用創出にもつながると自信を持って述べている。 「このビジネスエコシステムを通じて、IT人材の輩出や地方での活動の場を広げていきたい」と、彼は熱意を込めて語った。

ユーティルの背景



ユーティルは、2018年からホームページ制作の相談窓口「Web幹事」を運営し、これまでに44,000件を超える相談を受け付けてきた。彼らは、低予算でのホームページ制作のニーズを背景に、「ホームページできるくん」を開発した。更に、AIやSaaSを用いて中小企業が気軽にデジタルマーケティングを行える環境を整えようとしている。

まとめ



ユーティルとハタフルの資本業務提携は、地域に根差した新たなビジネスモデルを生み出し、地方の中小企業支援に向けた大きな一歩となるだろう。このような取り組みが全国に広がることで、地方の経済活性化が進むことを期待したい。



画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

会社情報

会社名
株式会社ユーティル
住所
東京都新宿区高田馬場4-40-12日興高田馬場ビル6F
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。