水ing株式会社が国土交通省の技術カタログに掲載
水ing株式会社(社長:安田真規、本社:東京都港区)は、2025年3月28日に公表された国土交通省の「上下水道DX技術カタログ」に、同社が開発した技術が掲載されたことを発表しました。この技術は、上下水道サービスの持続的な提供を目指すものであり、特に老朽化が進む上下水道施設や減少する熟練職員の課題を解決することに貢献しています。
デジタル技術の重要性
昨今、上下水道施設は老朽化が進んでおり、また、専門知識を持つ職員の数も減少しています。このような状況下で、効率的かつ高度なメンテナンスが求められています。このニーズに応えるため、国土交通省が策定した「上下水道DX技術カタログ」では、デジタル技術を活用したメンテナンスの推進が重要なテーマとなっています。
水ing株式会社は、このカタログに掲載された技術により地域の水道サービスを更に向上させることを目指します。具体的には、次のような技術が含まれています。
1.
Swing Water Net® 設備管理システム(eServ)
2.
点検システム(XC-Gate)
3.
センサー連続監視とクラウドサーバ集約による劣化診断技術
これらの技術は、上下水道の監視と管理を効率化するだけでなく、結果として地域住民に安全で安心な水道サービスを提供することが可能になります。
水ing株式会社のビジョン
水ingは、経営理念として「生命の源である『水』を通じていつまでも社会に貢献し続ける『ing』」を掲げています。この理念を基に、水道施設の設計から運営、維持管理までをトータルで手がけています。国内には約300の運営・維持管理の拠点を持ち、地域の水処理ニーズに応える体制を整えています。
また、水ingは地域の課題を解決するために、常に新しい技術や方法を追求しています。これにより、安全安心な水環境の確保とともに、循環型社会の実現にも寄与していく考えです。
参考情報
詳細に関しては、国土交通省の上下水道審議官グループが発表した「上下水道DX技術カタログ」の公式ウェブサイトを確認することができます。水ing株式会社は、このカタログを通じて、さらなる技術革新を視野に入れ、地域に貢献していく姿勢を示しています。
このように、水ing株式会社は今後もデジタル技術を活用し、上下水道のインフラ整備に取り組んでいく予定です。デジタル化が進む中で、地域住民に高水準の水道サービスを届けることを目指しています。