鉄道博物館での特別展示がやってくる!
2025年春、埼玉県さいたま市にある鉄道博物館で、東武鉄道を代表する通勤車両「8000系8500型8577編成」の特別展示が行われます。鉄道博物館の入館料のみでご覧いただけます。鉄道博物館と東武博物館の連携企画によるもので、両館はこれまでにも多くの活動を共に行ってきました。
展示概要
この特別展示は2025年4月5日(土)から5月19日(月)まで、鉄道博物館のE1系横 車両展示スペースにて行われます。展示される8000系8500型8577編成は、1963年に就役し、民鉄最多の712両が製造された通勤車両です。現在も東武アーバンパークラインで活躍しており、多くの鉄道ファンにとってなじみの深い存在です。
展示車両は、昭和30年代の一般的なカラーに塗装されたリバイバルカラーで、多くの来館者に懐かしさを感じさせることでしょう。当日はこの車両の外観を観覧することができる他、特別なおしごと体験イベントも用意されています。
おしごと体験イベント
特別展示にあわせ、東武インターテックの協力でおしごと体験イベントが行われます。開催日は4月6日、13日、26日、5月2日、10日、18日の各日で、時間帯は10:30から16:30までの間に設定されています。内容は、実際の車両保守の仕事を体験できる機会として、ドアの開閉や汽笛の操作、行先表示器の操作などで、小学生以下のお子さまとその保護者の方々が対象となります。定員になり次第終了するため、参加を希望する方は、事前に「てっぱく抽選アプリ」での抽選申し込みが必要です。
講演会の開催
4月13日には、鉄道博物館内で講演会も開催され、元運転士が8000系の魅力について解説します。この講演は先着45名の参加者が対象ですので、興味のある方は直接会場にお越しください。
その他の展示やイベント
特別展示の期間中、8000系に関連する資料展示も行われ、ヘッドマークや方向幕が紹介されます。また、8577編成の走行映像も上映される予定です。
ご来館の際の注意点
展示車両の運転室や客室内は、おしごと体験イベント参加者だけが見学できます。それ以外の方は外観のみの見学となりますので、ぜひこの機会をお見逃しなく。なお、イベントの内容は予告なく変更される場合があります。
最後に
この特別展示は鉄道文化の醸成を目的とした大規模なイベントです。鉄道ファンはもちろん、家族連れや子供たちも楽しめる内容になっています。埼玉での新たな鉄道の魅力を感じる機会をお見逃しなく!