トヨタの原価管理専門家が語る持続可能な成長の鍵とは
日本の製造業が直面している様々な課題に対応するため、原価管理の重要性が高まっています。2025年10月7日(火)には、株式会社レイヤーズ・コンサルティングがオンラインセミナー「持続的な成長を促進する原価企画と原価管理」を開催することが決定しました。このセミナーでは、トヨタ自動車や日野自動車での豊富な経験を持つ林久嗣氏が基調講演を行います。
原価管理の必要性
日本の製造業は、インフレ、資源争奪、人手不足、賃金上昇、物流問題に直面しており、相互関税、米中対立、中東紛争による生産及び調達先の見直しが迫られています。こうした環境では、単に現場での対応力に頼るのではなく、組織全体として原価企画活動を計画的に実施することが重要です。
基調講演の内容
林久嗣氏の基調講演は「イノベーションを促進する目標原価」と題し、製品開発プロセスにおける原価目標設定の時期や手法について詳しく解説します。重要なのは、厳しい目標を設定することで無駄を浮き彫りにし、その解消に向けた開発プロセスの見直しと情報交換の重要性です。
レイヤーズ・コンサルティングの役割
セミナーでは、レイヤーズ・コンサルティングからも講演があり、さまざまな製造業の事例を基にした原価企画や原価管理の「攻め」と「守り」について論じます。特に、製品の命運は原価によって決まると言われるように、原価管理は今後のビジネスにとって欠かせない要素となります。
セミナー詳細
- - 日時: 2025年10月7日(火)15:00~17:00
- - 形式: オンライン
- - 参加費: 無料(事前登録制)
- - 対象: 経営トップや経営企画、設計開発、生産計画、生産管理、原価管理部門の担当者
このセミナーは、製造業の関係者にとっては必見の内容です。データドリブンでの原価構造の見直し、モジュール開発と原価企画の連携、ライフサイクルの視点から原価管理を行うべき理由など、多岐にわたるテーマが扱われます。
専門家のプロフィール
林久嗣氏
日野自動車でプロダクト推進部の室長を務めている林氏は、1989年に名古屋大学を卒業後、トヨタ自動車に入社し、原価企画を担当してきました。特に、北米での原価企画を経験しており、多国籍な環境での原価管理に精通しています。
株式会社レイヤーズ・コンサルティング
レイヤーズは、日本発の独立系コンサルティング会社として、経営管理制度の構築や原価管理システムの開発を手がけてきました。上場企業を中心に、経費削減や成長戦略の構築をサポートし、500社以上の企業にい至るコンサルティングを行っています。
まとめ
原価管理は日本の製造業の持続的な成長において極めて重要な要素です。このオンラインセミナーに参加し、原価管理の最新の知見を得ることで、製品開発やコスト効率を向上させるための新たなヒントを得られることでしょう。参加登録はお早めに。
詳細・お申込みは
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