シティ・ファウンデーションが若者支援の革新を目指すチャレンジを発表
シティ・ファウンデーションが若者の就労支援に向けた新たな取り組み
シティ・ファウンデーションは、2025年に向けて新たな グローバル・イノベーション・チャレンジ の提案募集を発表しました。このチャレンジの目的は、世界中の社会経済問題に対処するために活動している団体に革新的な支援を提供することです。若者の就労に関する課題は、国際的に見ても大きな問題であり、依然として質の高い仕事へのアクセスやスキルの不均衡が存在します。国際労働機関(ILO)のデータによれば、世界の若者の中で約6,500万人が就職できていない現実があるのです。
このプロジェクトの下では、50の団体に各50万ドル の助成金が支給され、若者のスキルアップや起業家育成、金融教育など、特に経済的困難に直面している若者への支援が強化されます。これにより、未来を担う世代のスキルを向上させ、より良い職業選択肢を提供することを目指しています。
過去10年間、シティ・ファウンデーションは「パスウェイ・トゥ・プログレス」というプログラムを通じて、若者が就労体験を得たり、ネットワークを広げたりするために3億ドル以上を投資し、実に100万人以上の若者を支援してきました。これにより、彼らはより良い未来を築くための基盤を得ることができたのです。
シティはまた、質の高い教育と起業の機会を提供する企業に銀行サービスを展開し、若者の初期キャリアを支援する取り組みにも重点を置いています。さらに、ソーシャル・ファイナンス・ボンド などの金融取引を通じて、新興市場における教育の機会を拡大する支援も行っています。
シティの従業員は通年を通じて、金融教育やキャリア開発ワークショップ、若者へのメンタリングやコーチングなどを通じて、若者の雇用適性向上に向けた多様なボランティア活動にも積極的に取り組んでいます。このように、単なる資金提供にとどまらず、さまざまな形での支援が行われています。
シティ・ファウンデーションの会長であり、シティ・エンタープライズ・サービス・アンド・パブリック・アフェアーズ部門責任者のエド・スカイラー氏は、「スキル・トレーニングから就業プログラムに至るまで、私たちは若者の就労を促進する柔軟で持続的な取り組みに長年投資してきましたが、依然としてこの問題は持続的かつ緊急の課題です。このチャレンジは私たちの助成金支援の新たなステップであり、強固で明るい未来を作るための若者への継続的な投資を表しています」と述べています。
応募の締切は、2025年3月4日(火)午後00時(米国東部時間)で、受賞者は同年後半に発表される予定です。詳細な応募要件や対象地域については、シティ・ファウンデーションの公式ウェブサイトを参照してください。
シティとは
シティは約180ヶ国に広がる金融機関で、国際取引を行う法人顧客や個人、政府機関に対して、豊富な金融商品とサービスを提供しています。その加盟組織や顧客に対し、特にウェルス・マネジメント分野でのリーダーシップを発揮しています。
シティ・ファウンデーションとは
シティ・ファウンデーションは、シティグループの慈善基金で、経済的困難に直面する人々の生活の質を向上させることをミッションとしています。若い世代の雇用創出や、健全で活力に満ちた社会の実現に向けた取り組みを行っており、シティグループの専門知識や社員ボランティアの力を活かして活動しています。詳しくは公式ウェブサイトをご覧ください。
会社情報
- 会社名
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シティグループ・ジャパン・ホールティングス合同会社
- 住所
- 東京都千代田区大手町1-1-1大手町パークビルディング
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