JFrogが新たに発表したDevOpsプラットフォーム
JFrogは、世界初の全統合型DevOpsプラットフォームを発表しました。共同設立者兼CTOのYoav Landman氏は、成功するDevOpsに必要な要素として、最良のパッケージ管理やCI/CDソリューション、そして一元管理されたセキュリティの重要性を強調しています。この新プラットフォームは、企業がソフトウェアの配布や自動化を一貫して管理できるよう設計されています。
Landman氏は、企業がGitからKubernetesまでの幅広い環境で自動化を進めたいと考えていることを指摘し、ツールの品質とオープンなAPIの重要性を訴えています。JFrogはこのニーズに応えるため、先進的なプラットフォームを提供できたことを喜ばしく思っているということです。
DevOpsによるソフトウェア配布の革新
最近の市場では、ソフトウェアは競争力を左右する重要な要素となっています。DevOpsの手法は、ソフトウェアの配布に革新をもたらす一方で、複雑さを排除し、スピードを向上させることが求められています。このJFrog Platformは、全ての主要なツールをオールインワンのソリューションとして提供し、企業や開発者が絶え間なく変化する要求に応えられるように設計されています。
CEOのShlomi Ben Haim氏は、企業のデジタル・トランスフォーメーションにおいてソフトウェアが極めて重要な役割を果たし、DevOpsがその変革を進めると述べております。また、グローバル企業がスピード、セキュリティ、自動化を向上させるためのクラウドネイティブプラクティスを採用する必要があることも指摘しています。
JFrogの革新
JFrogはこれまでも多くの業界初を提供してきた企業であり、これには世界初のユニバーサルパッケージマネージャであるJFrog Artifactoryや、高可用性版の提供、クロスデータセンター対応の進化などが含まれます。
今回新たに発表したJFrog Platformはエンドツーエンドの統合されたDevOps環境を提供し、自動化していくための強力な手助けとなるでしょう。このプラットフォームには、複数の機能が統合されており、特にJFrog Pipelinesは、企業全体のDevOpsワークフローをスケールアップし、ソースコードから製品化に至るまでのオーケストレーションと可視化を実現します。
DevOpsコミュニティへの影響
JFrog CPOのDror Bereznitsky氏は、今回のリリースがDevOpsコミュニティとその顧客にとって重要な変革をもたらすとコメントしました。彼は、CI/CDソリューションに対する依存が高まる中で、開発者がより効率的にポートフォリオを管理できる集中型のソリューションの必要性を強調しています。自身の開発者としての経験から、JFrog PipelinesとJFrog Platformがこの課題に対応できたことを誇りに思うと語っています。
JFrog Platformの特徴
JFrog Platformには、以下のような主要な利点があります。
- - ユニバーサル:全ての主要パッケージタイプをサポート
- - 自動化:堅牢なREST APIとCLI
- - 統一されたユーザーエクスペリエンス:全製品でスピードと効率性を重視
- - セキュリティ:全体を管理可能
- - スケーラビリティ:高可用性に対応
- - 一元管理:統一されたアクセス許可とアクセス制御
- - パイプライン自動化:Kubernetes対応の集中型CI/CDソリューション
- - 統合:JFrogサービスのネイティブな統合
利用者はJFrog Platformの体験版を手軽に試すことができ、その後は柔軟なサブスクリプションプランを通じて、自分たちのニーズに合わせたハイブリッドやオンプレミス、SaaS、マルチクラウド環境を選択できます。
JFrogについて
JFrogの目標は、Liquid Softwareを実現し、開発者が高品質なアプリケーションをダウンタイムなしでユーザーに届けることです。JFrogの製品は多様な環境で利用可能であり、業界をリードするDevOpsソリューションとして、エンタープライズ規模での迅速なソフトウェアリリースを支援します。JFrogの技術は、約5,500の企業で使われており、プレミアムなアプリケーションのアーティファクト管理に利用されています。詳細は公式ウェブサイトにてご確認ください。