トリニティ・テクノロジーと栃木銀行が連携、安心の高齢者支援サービス「おひさぽ」を提供開始

トリニティ・テクノロジーの新サービス「おひさぽ」

トリニティ・テクノロジー株式会社と株式会社栃木銀行が新たに業務提携を結びました。この提携により、高齢者の方々に向けた支援サービス「おひさぽ」を提供することが決まりました。「おひさぽ」は、高齢化社会における多様な課題に応えるために開発された新しいサービスです。

提携の背景と目的

超高齢社会が進展する日本において、おひとりの高齢者世帯は着実に増加しています。2021年には1,500万世帯を超え、その中の約272万世帯は子供のいない世帯と言われています。このような状況下で、トリニティ・テクノロジーは、認知症などによる資産凍結の問題を重要な社会課題として捉え、栃木銀行との提携を通じてこの課題を解決することを目指しています。

「おひさぽ」の特徴

「おひさぽ」は、家族の代わりに高齢者に寄り添うことをコンセプトにしたサービスです。このサービスでは、次の7つのポイントを通じて安心な生活を支援します：

1. 見守り：日常生活の確認や必要なサポートを行います。
2. 生活事務支援：書類整理や必要な手続きのお手伝いをします。
3. 身元保証：病院や施設に入所する際の身元保証人となります。
4. 財産管理：資産を適切に管理・運用します。
5. 任意後見：将来的な判断能力の低下に備えた支援を行います。
6. 尊厳死宣言書：高齢者自身の意向を尊重した手続きをサポートします。
7. 死後事務支援：葬儀や相続手続きのサポートを行います。

このように、「おひさぽ」は各ご家庭の状況に応じて最適なサービスを組み合わせて提供することが可能です。特に財産管理については、信託銀行や信託会社を利用した分別管理を行い、安心をご提供します。

地域社会への貢献

トリニティ・テクノロジーの代表取締役社長である磨和寛氏は、「『First for You あなたとともに』という栃木銀行の理念と共に、地域の高齢者が安心して暮らせる社会の実現を目指します。」と述べています。提携を通じて、地域の高齢者が安心して生活できる環境作りに貢献していく所存です。

今後、トリニティ・テクノロジーと栃木銀行の連携は、地域に住む高齢者の生活をより豊かにしていくための重要な施策となるでしょう。高齢者支援の新しい形として全国的に注目が集まりそうです。引き続き、両社の動向に注目していきましょう。