冨永愛が挑戦！九谷焼の新たな魅力を探る特別番組放送！

冨永愛が探る九谷焼の新たな魅力

毎週水曜の夜10時、ＢＳ日テレで放送中の「冨永愛の伝統to未来」の最新エピソードでは、冨永愛さんが再び石川県の能美市を訪れ、伝統的な九谷焼の新しいスタイルを体験します。この回では、特に奇抜で魅力的な「九谷ネイル」に挑戦。番組は、九谷焼の伝統的技術がいかに現代のアートとして息づいているのかを描きだします。

赤絵細描のマスターに弟子入り

冨永愛さんが最初に訪れたのは、赤絵細描の名手、福島武山さんの工房です。武山さんは赤色の絵の具のみを使用し、髪の毛ほどの細い線で絵柄を描く技術を誇ります。この技術を応用した新たな試みが「九谷ネイル」です。河端理恵子さんがこの技術をネイルアートに取り入れることで、爪に美しい柄を描くことが可能になり、見た目にも非常に美しい仕上がりとなります。

冨永さんは「爪に施すという行為が、いかに難しいかを実感しました。器に描くのとは違い、自分の指に直接描くことからくる難しさに驚きました」と語ります。その結果として彼女が作り上げたアートは、果たしてどのようなものになったのでしょうか？

熟練の技術を体感する

次の訪問先は青郊窯です。ここでは高品質でありながら手頃な価格の九谷焼を提供しています。その秘密は「転写シール」の技術にあります。デザインされた図案をシール状にし、器に貼り付けるこのプロセスでは、貼り合わせた継ぎ目を一切見せないように仕上げる熟練の技が必要です。

冨永さんは特に難易度の高い急須のシール貼りに挑戦します。図柄がズレないように、慎重に手を動かしながら空気を入れないようにシールを貼っていきます。この工程を通じて、彼女は単に手を動かすだけでなく、精神的な集中も求められたと語ります。

完成品を目にした冨永さんは「これ、本当にシールか分からないほど美しい！シールも手描きの様だし、驚きです。自分の手の中で美しい作品が生まれる感動がありました」とコメント。彼女が制作した急須は、視聴者へのプレゼント企画にも活用されるとのことです。

伝統文化の未来を考える

番組ではさらに、大阪・関西万博で行われた「饗宴！匠が演じる日本美の世界」にも触れ、伝統文化の魅力やそれに携わる人々の姿を紹介します。冨永愛さんが全国各地の「伝統文化」を紡いでいく姿勢には、多くの人々が共感することでしょう。

この特別エピソード「冨永愛の伝統to未来九谷焼・後編」は、7月2日水曜日の夜10時から放送されます。また、公式SNSでは撮影時の貴重なオフショットも公開されているので、ぜひチェックしてみてください！