株式会社オーガファーム、障害者雇用支援の新モデルとして認定取得

株式会社オーガファームの新たな挑戦

株式会社オーガファーム（茨城県つくば市、代表取締役：榊原慎吾）は、2025年8月18日付で、一般社団法人日本障害者雇用促進事業者協会が運営する「障害者雇用支援サービス適格事業者認定制度」において、認定事業者として登録されました。この認定は、全国の事業者の中から初めて付与されたもので、わずか9社の中にオーガファームが選ばれたことは、同社のサービス品質が高いことを証明するものです。

認定取得の意義

この認定制度は、厚生労働省のガイドラインに基づいており、サービスの質や法令遵守の厳しい基準をクリアする企業にのみ与えられます。最近の法定雇用率上昇によって、障害者雇用支援サービスの事業者が増加しましたが、一方で信頼性が疑問視されるサービスも見受けられ、企業担当者が信頼できる事業者を見分けるのが難しい状況にありました。

オーガファームの認定は、サービスの透明性や雇用の質が高いことを示し、企業が安心して取引できる優良なパートナーとしての地位を確立しました。

第3の選択肢を提案

オーガファームは、企業が抱える「自社で雇用する」か「雇用代行を利用する」という従来の二極化した選択肢から脱却し、より経営に貢献する新たな選択肢を提供します。同社はベーグル専門店や食品OEM工場を運営し、障害者も健常者も共に働くことができる社会的な場を作り出しています。支援費に依存するのではなく、事業収益から適正な給与を支払うことが特徴です。

「3つの価値」とは？

オーガファームが提案する「3つの価値」に注目しましょう。

1. 経済合理性: 福祉とビジネスの両立を図り、スタッフの平均賃金は全国平均を超えています。これにより、企業にとって負担ではなく、戦力となるモデルを実証しています。
2. 誇りある職場: 店舗や工場で働くスタッフは、社会との接点を持ちながら自らの役割を認識し、やりがいを感じています。高い定着率もその証です。
3. 共助の精神: オーガファームは「Euphoria（ユーフォリア）有限責任事業組合」に参画し、複数の企業と連携することで安定した雇用環境を共に築いています。