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nwm ONEが「Red Dot Design Award 2025」で最高評価を獲得

新しい音体験を提供するnwm

NTTグループ初の音響ブランドである「nwm（ヌーム）」が、オープンイヤー型のオーバーヘッド耳スピーカー「nwm ONE（ヌーム ワン）」を発表し、この製品が世界三大デザイン賞の一つ「Red Dot Design Award 2025」において、最も栄誉ある「Best of the Best」を受賞したことが発表されました。この受賞は、デザインの革新性や性能がいかに優れているかを示しています。

Red Dot Design Awardとは何か

「Red Dot Design Award」は、1955年に設立され、国際的に権威のあるデザイン賞の一つです。iF Design AwardやIDEAと並び、デザイン業界での名声を確立しており、毎年数千点のエントリーの中から選ばれる特別な賞です。「Best of the Best」は、その中でも特に高い基準を満たした製品に与えられます。デザインの革新性、機能性、人間工学、環境適合性、耐久性など、9つの基準で厳しい審査が行われるため、その受賞は非常に名誉あるものといえるでしょう。

nwm ONEの特徴

メリットを最大限に引き出す技術

nwm ONEはオープンイヤー型による広々とした音の表現と、驚くべき軽さを兼ね備えています。2wayドライバーを搭載していることで、幅広い再生周波数帯域を実現。耳をふさがずに音を楽しむスタイルは、日常生活の中での音楽体験を新たにしてくれることでしょう。

「Personalized Sound Zone（PSZ）」技術を活用し、声や周囲の音とのバランスを巧みに調整することで、従来のヘッドフォンの概念を覆すことに成功しています。これにより、音漏れを抑えつつも、まるでスピーカーのように開かれた音楽体験を提供。さらに、約185gという軽量設計により、長時間使用してもストレスを感じさせない作りとなっています。

デザインへのこだわり

プロダクトマネージャーの滝澤拓斗氏は、この製品の開発に2年の時間をかけ、オープンイヤー型イヤフォンの欠点を克服するために尽力しました。特に音質とデザインの両立を目指し、低音用のウーファーと高音用のツイーターを別々に配置することで最高の音質を実現しています。

クリエイティブディレクターの竹内慎太郎氏は、独自技術であるPSZをアイデンティティにしながら新たなデザインを模索しました。一般的なヘッドフォンに近い外観ながら、ハウジングを取り外すことで「耳が見える」という新しさを提供しています。この視覚的インパクトとユーザー体験を融合させる挑戦は、まさにデザインそのものであり、一つのアート作品として評価されています。

音の未来を切り拓くnwm

「nwm」は、変化するライフスタイルに即した音体験を提供するために、「共存（Co-being）」という考え方を掲げています。耳を使った新たなスピーカー体験を目指し、約2年の間に8つの製品を展開してきました。その全てが、人々により良い音環境を提供するための技術を駆使した結果です。

今後も「nwm」は、音のテクノロジーを駆使し、新しい波を起こしていくことを目指しています。新しい音響体験を求める人々に向けて、さらなる革新が期待されます。

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まとめ

この度の受賞は、nwm ONEの卓越したデザインと音響技術が世界に認められた結果です。私たちの音体験の選択肢を広げ、質の高いデザインが生活を豊かにすることを証明しています。次世代の音響デバイスとして、nwm ONEは今後の市場でどのような影響を与えるのでしょうか。期待が高まります。

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