SI&Cが主催するソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2025の見どころ
2025年9月16日から18日にかけて、早稲田大学西早稲田キャンパスで開催される「ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2025」に注目が集まっています。このシンポジウムは、ソフトウェア工学研究の最前線が集まる場であり、幅広い分野の専門家たちが集まります。特に、株式会社SI&Cの増田航太が登壇するチュートリアルセッションが話題となっています。
登壇する増田航太の講演内容
増田は、9月18日の13:10から14:40に、チュートリアル「LLM/生成AI&エージェントによるソフトウェア開発の実践と展望」のセクションにて、生成AIを利用したプログラム実装についての講演を行います。ここでは、生成AIがどのようにソフトウェア開発のプロセスに革新をもたらすかについて詳しく述べます。
これまでの自動化ツールでは難しかった、必要な知識を幅広く網羅したタスクを生成AIがどのように解決するか、また、ソフトウェア開発の品質を如何に向上させるかが主なテーマです。お客様のニーズを反映しつつ、より高い効率でソフトウェアが開発・運用されるためには、新たな開発方法やプロセスの確立が必須です。
ソフトウェア開発の未来を見据えた示唆
このチュートリアルでは、ソフトウェア開発のライフサイクルにおけるLLM(大規模言語モデル)の具体的な活用方法についても触れます。要求から設計、実装、テストまでの一連の過程において、生成AIがもたらす影響を実践事例や最新の研究動向を交えて解説します。将来的には、開発者やユーザー、その他の利害関係者と生成AIがどのように協調し合い、ソフトウェアエンジニアリングの新たな形を形成するかについての展望も提供されます。
シンポジウムの背景と目的
ソフトウェアエンジニアリングシンポジウムは、1995年度から2003年度にかけてオブジェクト指向シンポジウムとして開催され、以降も毎年開催され続けています。これは、社会におけるソフトウェアの役割が日に日に重要性を増しているためです。シンポジウムでは、ソフトウェアの企画や開発、運用、保守に関する多様な側面が議論され、これらについての系統的アプローチを模索しています。
シンポジウムが掲げるビジョンは、「ソフトウェアエンジニアリングにおける価値創造に貢献する」ことです。ここでは、さまざまな利害関係者が集まり、相互理解を深めていくことが重要視されています。また、新たなアイデアの創出や実証経験の共有を通じて、より広い視野を持ったソフトウェアエンジニアリングの実践が促進されます。
参加とアクセス情報
シンポジウム参加は誰でも可能です。興味のある方々は、ぜひ公式ウェブサイトをチェックしてください。参加者同士の交流や新たな知識の獲得ができるこの機会をお見逃しなく!
開催情報
- - 開催日: 2025年9月16日(火)~18日(木)
- - 開催場所: 早稲田大学西早稲田キャンパス63号館
- - 登壇日時: 2025年9月18日(木)13:10~14:40
このシンポジウムは、ソフトウェアエンジニアリングの最新動向を把握する絶好の機会です。ぜひ多くの方々が参加し、その知見を深めていただければと思います。