新アリーナの挑戦
2025-10-02 12:57:44

ゼロウェイストを目指したTOYOTA ARENA TOKYOの新たな挑戦

ゼロウェイストを目指した新アリーナの取り組み



東京都内に新しく開業する「TOYOTA ARENA TOKYO」。このアリーナでは、ゼロウェイストを実現するための「Re-CUPステーション」が導入されることが発表されました。東洋製罐グループとトヨタアルバルク東京の協力により、2025年10月から本格運用が開始され、その取り組みは注目を集めています。

Re-CUPステーションの概要



「Re-CUPステーション」では、アリーナ内で発生するごみを10種類に分別回収し、すべてをリサイクルすることを目指しています。これにより、来場者の皆さんがごみを適切に分別することができ、アリーナから出る廃棄物を最小限に抑えることが可能となります。さらに、2025-26シーズンからは、飲料用紙コップの水平リサイクルも実施され、日本での初の試みとなります。これにより、再生パルプを利用した紙コップの使用が普及し、新たなリサイクルのサイクルを形成します。

Re-CUPプロジェクトの実績



この取り組みは、2022-23シーズンから始まった「Re-CUPプロジェクト」の一環で、過去3シーズンで約7万7千個の飲料用紙コップを回収しています。回収率は37.9%に達しており、2025-26シーズンからは25%の再生パルプを用いた紙コップが導入される予定です。これにより、環境に配慮した新しい紙コップがアリーナ内で使用されることになります。

サステナブルな食品用カップ



さらに、食品用紙カップにも新たな改革がなされます。食べ終わった後にフィルムを簡単に分離できる「FF(Film Forming)カップ」が採用され、これにより汚れが原因でリサイクルできなかった食品用紙カップも紙資源として再生されることが可能になります。

来場者の協力がカギ



このアリーナにおけるゼロウェイスト達成には、来場者の積極的な協力が必要不可欠です。アリーナでは、飲料用紙コップの回収率を50%、食品用紙カップの回収率を30%を目標としており、この実現に向けてファンに「あらう」「はがす」「わける」といった意識を持ってもらうことが重要です。また、アリーナには分別を視覚的に分かりやすくする工夫が盛り込まれています。

広報大使に選ばれた平岩玄選手



アルバルク東京を代表する選手、平岩玄選手が再度「Re-CUP広報大使」に任命され、新アリーナでのゼロウェイストプロジェクトを推進します。彼はこの取り組みへの想いを語り、サステナビリティの重要性を強調しました。彼の活動が広く知られることで、ファンの理解と支持が深まることが期待されています。

オープンイノベーションとの連携



東洋製罐グループは、長年の技術を活かしてさまざまな社会課題の解決に挑む「OPEN UP! PROJECT」を実施しており、TOYOTA ARENA TOKYOとの連携もその一環です。持続可能な未来の実現に向けて、さまざまな革新的な取り組みが進行中です。

未来へ向けた取り組み



最後に、TOYOTA ARENA TOKYOでのゼロウェイストプロジェクトは、スポーツイベントを通じて環境問題への関心を高めるきっかけとすることで、来場者の日常生活にも影響を与え、持続可能な社会の実現に寄与することを目指しています。この新たな取り組みが、今後のスポーツ界全体に良い模範となることでしょう。


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会社情報

会社名
東洋製罐グループホールディングス株式会社
住所
東京都品川区東五反田二丁目18番1号大崎フォレストビルディング
電話番号
03-4514-2000

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