板橋区と株式会社スダチの不登校支援連携についての誤解
板橋区と株式会社スダチの不登校支援連携についての経緯
2024年8月5日に発表されたプレスリリースに関して、株式会社スダチは、板橋区との連携を明確にし、その経緯と事実を説明する必要があると考えています。スダチは過去に板橋区教育委員会を訪問し、不登校支援についての説明を行ってきました。2024年5月1日には、スダチの提供するサービスと他地域での成功事例を紹介し、トライアル実施の提案を行ったところ、6月13日に2つの小学校を紹介してもらいました。
その後、7月にはいくつかの小学校で説明の機会を得たものの、全く連携を持たないままスダチが独自に準備を進め、勝手にリリースを行った事実はありません。しかし、8月5日の発表内容に関しては、詳細が詰められず誤解を招く結果となりました。「板橋区がスダチの方針を採用して不登校児童を再登校させようとしている」との情報が誤解として広がってしまったのです。
板橋区の公式見解によれば、同区がスダチの考えを取り入れたわけではなく、教育委員会の「不登校対応ガイドライン」の方針も変更されたものではないとのこと。あくまでも不登校で悩む方々の選択肢の一つとして考えられていたとの認識です。このような誤解が広まったことにより、スダチは板橋区の教育委員会からトライアル実施について見送る旨の話があったと報告されています。結果として、8月14日の時点で板橋区とスダチの連携は白紙に戻りました。
スダチは今回の件で誤解を生じさせ、多くの方々にご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。今後は社内の体制を見直し、同様の誤解が発生しないよう努力して参ります。事態の解決に向けてご検討いただいた板橋区教育委員会の皆様にも、感謝の意を表します。
スダチの活動について
株式会社スダチは、東京都渋谷区に所在する企業で、最近では「不登校支援サポート スダチ」というオンラインサービスを展開しています。このサポートには、過去に1000名以上の再登校を支援してきた実績があります。不登校の理由は多岐にわたりますが、学校環境の改善は容易なものではありません。家庭内でのコミュニケーションを重視しながら、お子様の自主性を育成する取り組みに注力しています。
不登校支援の必要性
現在、全国的に不登校児童が増加しており、文部科学省のデータによると、2024年度には約30万人に達する見込みです。板橋区内でも1000名以上の不登校児童が存在し、急速な対応が求められています。そこで、スダチはこの社会問題に対して、オンラインを通じた支援を通じて解決を目指しています。具体的には、特定の小学校でのサポート提供、そしてその効果検証を通じて、実際の改善策を模索しているのです。
スダチは、今後も地域社会との連携を模索し、子どもたちが安心して学校生活を送れる環境作りに努めていく所存です。今回の連携が白紙に戻ったことは残念ですが、引き続き不登校児童への支援強化に向けた取り組みを続けていくことが重要だと考えています。
会社情報
- 会社名
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株式会社スダチ
- 住所
- 東京都渋谷区神宮前6−28−9
- 電話番号
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