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外観検査AI『Gemini eye』の革新

最近のAIの進化に伴い、製造業でもAI技術の導入が加速しています。しかし、多くのプロジェクトは期待される結果を得られずに終わってしまう現状があります。特に不良品の少ない製品では十分なデータ収集ができず、検討作業が進まない場合が多いのです。

そこで、株式会社Pros Consは、新たに外観検査AI『Gemini eye』の提供を開始しました。このソフトウェアの最大の特長は、設定を1日で完了できる点です。特別な専門知識がなくても、手軽な操作でAIプロジェクトを進行できることを目指しています。

『Gemini eye』の特長

このAIソフトウェアは、自社で開発した教師なし機械学習アルゴリズムをベースにしており、数個の良品からAIモデルを構築することが可能です。不良品を専用に集める必要がないため、データ収集の手間を大幅に軽減します。また、PCに接続したカメラを使用し、動画や画像から瞬時に学習用の画像を生成することができます。これにより、1分間に1,000枚以上の高解像度画像を作成することができます。

設定はわずか6つのパラメータを選ぶのみで、ユーザー自身が新たにAIモデルを作成できるため、簡便さも魅力の一つです。さらに、AIの判断根拠を視覚的に理解できるヒートマップ機能や詳細なレポートの作成が可能で、これによりAIモデルの改善が容易になります。すべての操作はWindows PC上でオフラインで行うことができ、データの流出を心配する必要もありません。

幅広いニーズに対応

『Gemini eye』は、金属・機械、繊維、化学製品、食品業界など、様々な製品に対応可能です。この柔軟性により、あらゆる製造現場で活用していただけます。また、AIモデルは運用中にリアルタイムでフィードバックを行い、不良判定後には即時にラインを停止できる機能も備えています。

今後の展望

この画期的なAIソフトウェアは、幅広いニーズに応えられることでしょう。特にノンプログラミングでAIを用いた外観検査を試したい方に最適です。今後、エッジAI端末に対応した製品もリリース予定で、さらなる利便性アップを目指しています。2020年10月には、AI・人工知能EXPOに出展予定ですので、ぜひその機会に直接お試しください。

会社概要

株式会社Pros Consは、東京工業大学を母体に、2019年に設立されたAIベンチャー企業です。「使えるAI」をテーマに、業務で十分に活用できるAIシステムを開発・提供しています。公式サイトは【https://proscons.co.jp】で、メールでの問い合わせも可能です（担当：安部）。

外観検査AI『Gemini eye』は、製造業の未来をよりスマートにするための一歩です。人手不足や効率化のニーズに応えるべく、これからも進化を続けていくことでしょう。

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