大創産業が過去最高を更新
2024-07-26 17:35:01

大創産業、過去最高の売上を達成し多様なブランド戦略を展開

大創産業、過去最高の売上を更新



株式会社大創産業が2024年1月26日に大阪梅田DTタワー店をオープンし、新たな一歩を踏み出しました。同社の前期(2023年3月~2024年2月)における売上高は6,249億円を達成したとのこと。これは前々期比で106.0%の増加となり、過去最高を記録しています。今回は、この成功の背景にある戦略や取り組みを掘り下げてみましょう。

ブランド戦略の強化


大創産業は、3つのブランドを中心に事業を展開しています。まず、核となるのは100円ショップ「DAISO」であり、低価格の商品を販売しつつも、環境に配慮した素材を使用した製品や、流行の推し活グッズ、コスメなど、趣味や嗜好に合わせたアイテムの提供を進めています。このような商品展開は、幅広い年代のお客様を惹きつけ、何度も来店したくなる魅力を生んでいます。

次に、2021年にスタートした「Standard Products」は、サステナビリティを意識した商品を提供し、100円均一の枠を超えて、価格も多様化。現在では、全国に約100店舗を構えており、地域の特性を生かした商品開発を行っています。例えば、新潟県燕市のカトラリーや、岐阜県関市の包丁など、地域産業との連携によって生まれる製品は消費者の支持を集めています。

そして、リブランドした「THREEPPY」も加え、同一テナントに3ブランドを並べる形式で出店を強化しています。この取り組みにより、顧客に多様な選択肢を提供し、売上増加に繋がっています。

デジタル戦略とECサイトの拡充


デジタル戦略も重要な要素です。大創産業は2020年に企業向けのECサイトを開設し、2021年からは消費者向けのオンラインショップも開設。これにより、コロナ禍におけるネットショッピングの需要に柔軟に対応しています。

現在、DAISOの公式Instagramのフォロワーは187万人を超え、SNSを通じた集客にも成功しています。さらに、店頭での商品撮影を許可することで、お客様による商品の使用例のシェアが広がり、口コミ効果が生まれています。2023年12月にはファンサイト「DAISOの輪」を開始し、商品開発への意見を交換する場を設け、ファンとの繋がりを強めています。

物流体制の強化


さらに、売上を支えるのが物流体制です。2023年7月には神奈川県平塚市に大型物流センターを開設し、自動化が進む倉庫を整備。これにより、急増する出荷数量に対応できる体制を構築しています。また、2024年にはマレーシアに新たな物流センターを開設予定であり、アジア市場への進出も視野に入れた戦略を展開しています。

今後の展望


大創産業は、今後も多角的な戦略を展開し、顧客にとっての利便性を追求しながら、わくわくするお買い物体験を提供することを目指しています。生活必需品から趣味嗜好品まで、74,000点以上の商品を取り扱う同社は、引き続き豊かな暮らしに貢献し続けることでしょう。

株式会社大創産業について


大創産業は、広島県東広島市に本社を置く企業で、国内外に5,325店舗を展開しています。毎月約1,200種の新商品を導入するなど、常に新しい商品を提供し続けています。

詳しくは公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社大創産業
住所
広島県東広島市西条吉行東1丁目4番14号
電話番号

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