ANA X株式会社とクロスキャット、AIを駆使して部内コミュニケーションを革新
ANA X株式会社は、部内のコミュニケーションを活性化させる新たな試みとして、株式会社クロスキャットとの協力の下、AIを用いたPoC(Proof of Concept)を実施することを発表しました。このプロジェクトでは、クロスキャットが提供するDX推進支援フレームワーク「CC-Dash」を基に、特に「CC-Dash AI」サービスの効果を検証します。
PoCの背景と目的
この取り組みの背景には、生成AIへの理解を深めつつ部内コミュニケーションを強化する必要性があります。特に、画像を用いた社員検索機能の導入が、日常業務の中でのコミュニケーションの活性化に繋がることを目指しています。将来的には、AIとコミュニケーションの融合によって、社員同士の交流を促進する新たな仕組みの確立が期待されています。
実施内容とサービスの特徴
「CC-Dash AI」サービスでは、顧客のユースケースに応じたクラウド環境でのAI評価テスト支援が行われます。これにより、迅速にPoCを実施することができ、実際のビジネス課題に対する効果的な解決策を探ります。具体的には、参加企業から提供されたデータに基づき、AIモデルの開発とテストを行い、その結果を元に最適なソリューションを提案します。
プランの詳細
「CC-Dash AI」には、以下の2つのプランが用意されています:
1.
コンサルティングサービス
AI活用に関する疑問や問題点を洗い出し、データ収集や整理方法、環境構築について助言を行います。最大5日間での集中的なコンサルティングサービスが可能です(料金:500,000円)。
2.
PoCサービス
実際に提供されたデータを分析し、AIモデルを開発、テストを行います。このプロセスを通じて、導出された結果をレポートし、ビジネスに最適な解決策を示します(料金:2,000,000円/月)。
具体的な応用例
例えば、以下のようなシステムの開発が想定されています:
- - 車載カメラを用いた物体検出技術を活かした運転支援システム
- - 自然言語処理を利用した顧客フィードバックの自動分類システム
- - 画像認識技術を用いた製品の欠陥検出
- - 音声生成技術を使用したAIアシスタントの構築
会社概要
ANA X株式会社
- - 代表者:神田 真也
- - 所在地:東京都中央区日本橋2-14-1
- - 設立:2016年10月
- - 事業内容:ANAマイレージクラブの運営、新規事業開発
- - 公式サイト
株式会社クロスキャット
- - 代表者:山根 光則
- - 所在地:東京都港区港南1-2-70
- - 設立:1973年6月
- - 事業内容:システム開発、BIビジネス、自社プロダクト開発等
- - 公式サイト
このように、ANA X株式会社とクロスキャットが連携することで、AIを用いた新たなコミュニケーション手段が生まれ、企業内での情報共有や業務の効率化が進むことが期待されます。今後の展開がとても楽しみですね。