横浜市、全区戸籍課に申請書自動作成システム導入!市民の利便性向上へ
横浜市は、市民の利便性向上と行政のデジタル化推進のため、画期的な取り組みを実施します。全区の戸籍課に、申請書を自動作成するシステムを導入することが決定しました。このシステムにより、これまで多くの時間を要していた申請書の作成が大幅に簡素化され、市民の負担軽減が期待できます。
システム概要
この新しい申請書自動作成システムは、マイナンバーカード、運転免許証、運転経歴証明書、在留カード、特別永住者証明書などの個人情報が記録された媒体から必要な情報を自動で読み取ります。読み取った情報は、申請書に自動的に転記されるため、手書きによる記入の手間を大幅に省くことができます。
導入の背景
近年、行政サービスのデジタル化が急速に進んでいます。横浜市も例外ではなく、中期計画や横浜DX戦略において「書かない窓口」の実現を目指しています。この目標達成に向けた取り組みの一環として、今回の申請書自動作成システムの導入が決定されました。
効果検証と導入スケジュール
システム導入に先立ち、令和5年度には一部区の戸籍課で試行運用が行われました。その結果、申請書の作成時間が約50%削減されるという目覚ましい効果が確認されました。この成果を踏まえ、令和6年12月6日(金)より、横浜市全区の戸籍課で本格稼働する予定です。
作成できる申請書
このシステムでは、以下の申請書の作成が可能です。
マイナンバーカードの電子証明書の新規発行/更新申請書
マイナンバーカードの暗証番号変更/再設定申請書
電子証明書の暗証番号変更/再設定申請書
その他マイナンバーカード関連申請書
利用方法
システムは、戸籍課のフロアに設置されている場合と、窓口内部に設置され職員が操作する場合があります。利用方法は、窓口職員が丁寧に案内しますので、安心してご利用ください。
問い合わせ先
システムに関するお問い合わせは、横浜市市民局窓口サービス課までお願いいたします。
担当課長:小林 真紀
電話番号:045-671-3471
まとめ
今回の申請書自動作成システムの導入は、横浜市のデジタル化をさらに推進し、市民サービスの向上に大きく貢献するものと期待されます。時間と労力の削減により、市民生活の利便性が向上することは間違いありません。横浜市は、今後も市民にとって使いやすい行政サービスを提供するため、デジタル化への取り組みを積極的に進めていく予定です。