立正大学熊谷図書館で開催される田中啓爾先生の特別企画展に注目

立正大学熊谷図書館の特別企画展のご案内

立正大学の熊谷キャンパスにある図書館では、2025年12月8日から2026年3月19日までの期間、「田中啓爾先生の足跡文庫コレクションと蔵書からたどる軌跡」というテーマの特別企画展が開催されます。この展示は、地理学や地誌学の権威として知られ、立正大学の地理学の基盤を築いた田中啓爾先生の生誕から50周年を記念して行われるものです。

田中啓爾先生の功績

田中啓爾先生（1885-1975）は、地理学や地誌学の研究の傍ら、古地図の収集にも情熱を注いだ人物です。彼のもとに寄贈された資料は、約14,000点に及び、「田中啓爾文庫」として多くの研究者や学生に利用されています。この文庫には、江戸時代の和装本や戦前の地理学関係図書、古地図、絵図が含まれており、来場者はその貴重なコレクションを通して、田中先生の業績と地理学の発展を振り返ることができます。

展示の見どころ

本展では、特に以下の2点に注目していただきたいと思います。
1. 地域に関連する地図の展示: 田中啓爾先生が生まれ、育ち、訪れた場所に関連する昔の地図が展示されます。これにより、地域の歴史や文化を感じ取ることができます。
2. 田中啓爾先生自身に焦点を当てた資料: これまで主に地図や絵図が中心とされてきた展示ですが、今回は田中先生に関する貴重な資料も公開されます。先生が特に感動したと語った資料や、彼の著作も多く展示され、その多面的な業績を知る貴重な機会となります。

企画展の詳細

本企画展は、立正大学の学生や教職員、近隣の皆様にも是非訪れてほしいと考えています。また、アンケートやクイズに参加すると、オリジナルグッズのプレゼントも用意されていますので、お楽しみに！特に、2026年3月15日（日）にはオープンキャンパスが開催され、特別開館となります。この機会にぜひお誘い合わせの上、来館されることをお勧めします。