アフガニスタン地震への緊急支援が必要な理由
2023年8月31日、アフガニスタン東部でマグニチュード6.0の大規模な地震が発生しました。この震災は、アフガニスタンの4州に及び、周辺国であるパキスタンの都市でも揺れが感じられました。その結果、現地当局の推定によると、少なくとも800人が命を落とし、2500人以上が負傷しました。さらに、捜索と救助活動が進むにつれて、死傷者の数は増加する可能性が高いとされています。
この状況に対し、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の日本における公式支援窓口である特定非営利活動法人国連UNHCR協会が、緊急支援の呼びかけを行っています。具体的には、家屋の破壊やインフラの崩壊により避難を余儀なくされている人々への保護と救援物資の提供が急務となっています。これには緊急シェルターや、夜間の安全を確保するソーラーランプなどが含まれます。
地震の影響と他の自然災害による困難
アフガニスタンでは、過去数年にわたり、自然災害が続いています。2024年には北部バグラン州、7月にはカブール州を含む中部・東部で洪水が発生。また、2022年と2023年にはそれぞれ別の地域で地震もあり、気候変動による干ばつや洪水など、さまざまな困難が人々を襲っています。これらの自然災害が積み重なる中で、特に影響を受けているのが女性や子供です。貧困と飢餓に苦しみ、命の危険にさらされています。
UNHCRの活動と日本からの協力の呼びかけ
国連UNHCR協会は、現地にいる支援スタッフと連携し、地震の被害状況を調査し、緊急人道援助に向けた準備を進めています。具体的には、被災者の救護や救援物資の手配、さらには緊急シェルターの設置を行っています。このような支援活動が実施されることにより、多くの命が救われる可能性があります。
フィリッポ・グランディ国連難民高等弁務官は以下のように述べています。「アフガニスタンでの大地震は、既に困難な状況にある人々にさらなる死や破壊をもたらしています。国際社会からの支援が急務です。」
日本の皆様からの支援によって、避難を強いられている人々の生命が保護され、安全を守ることができます。ぜひ、国連UNHCR協会の「アフガニスタン地震への緊急支援」窓口を通じてご協力ください。
詳細な支援方法
支援に関する詳細は、以下のウェブサイトをご覧ください。
UNHCRの緊急支援ウェブサイト
この度のアフガニスタン地震による人道支援に資金を充当し、全ての寄付が世界の緊急事態にかかわる避難寸前の人々の命を守るために役立てられます。また、寄付にあたっては、税制上の優遇措置が適用され、確定申告の際に控除を受けることも可能です。皆様のご支援を心よりお待ち申し上げます。
国連UNHCR協会について
国連UNHCR協会は、2000年に設立され、UNHCRの公式支援窓口として活動しており、寄付金控除が可能な認定NPO法人です。詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。
国連UNHCR協会の公式サイト