ウクライナ侵攻4年、支援が続く現地の声
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が開始されてから2026年2月で4年が経過します。その間、未だに終わりの見えない戦火の中で、多くの民間人が命を落とし、さらには避けがたい暴力や不安に苛まれています。2025年には、国連によると2,514人が命を奪われ、12,142人が負傷しました。これは、侵攻が始まった後、最も多くの命が失われた年となりました。
この厳しい現状を受けて、公益財団法人ケア・インターナショナル ジャパンは、ウクライナにおける人道支援を強化するため、2025年12月から2026年2月までの約3か月間、クラウドファンディングを実施しています。このプロジェクトのタイトルは「冬を乗り越え、明日を信じる力を、もう一度。ウクライナに生きる力を」です。目標金額は250万円で、創設以来、ウクライナの状況を伝え続け、支援を行ってきたCAREの一部として活動しています。
オンラインイベントを通じて届けたい声
また、2026年2月20日(予定)には、オンラインイベント「軍事侵攻が始まってから4年、ウクライナの人々の声」の開催が予定されています。このイベントでは、国連開発計画の横井水穂氏をお招きし、ウクライナの厳しい現実と活動の様子をリアルにお伝えします。さらに、ケアの事務局長である児玉光也氏や、ケアの副理事長を務める東洋英和女学院大学名誉教授の滝澤三郎氏がコメントし、さまざまな視点からウクライナの現状について議論します。
参加は事前申し込み不要で、オンライン上で簡単にアクセスできます。参加リンクは、
こちらです。これにより、私たちはウクライナの声を直接聞き、支援活動の重要性を感じることができます。
行われる具体的な支援内容
このクラウドファンディングで集まった資金は、実際にウクライナで必要とされている支援に使われます。具体的な活動内容には、破壊された家屋やインフラの復旧、防寒具や食料、衛生キットの配布、心理的支援、そして女性の自立支援プログラムが含まれています。
ウクライナでは冬季に氷点下の厳しい寒さが続いており、暖かい住環境の提供が急務です。多くの家庭が破壊され、新たな生活基盤を取り戻すためには屋根や窓が必要です。また、感染症の予防のために衛生キットも提供され、これにより人々の健康と生活の質が改善されます。
心理的支援については、WHOの調査でも心の健康が深刻な問題になっていることが報告されています。66パーセント以上のウクライナ国民が戦争の影響で精神的な問題を抱えており、心のケアは支援の中で特に重要な役割を果たしています。
国際協力NGO「CARE」とその使命
ケア・インターナショナルは、1945年から100か国以上で人道的活動を行ってきた国際的な団体であり、特に「女性や女子」を支援する活動に重点を置いています。日本においても保持している「支援を受けた人々が恩返しをしたい」という強い思いから設立された背景があります。現在、ウクライナにおける人道支援のほか、その他の危機地域でも支援活動を継続しています。
私たちの支援が、更に多くの人々の生活を支えて新たな希望を生むことを願って、今後も活動を見守ります。