韓国のメンタルヘルスアプリと日本のカウンセリングが手を組む新たな提携

韓国と日本でメンタルヘルスサポートを強化する提携

昨今、メンタルヘルスに対する関心が高まる中、韓国のメンタルヘルスアプリ『in mind』を展開するネオトモ株式会社と、日本の心理カウンセリングアプリ『NAGON』を提供する株式会社森桂納言が業務提携を結びました。この提携により、両アプリはメンタルヘルスに対するより包括的なサポートを目指します。

業務提携の目的

ネオトモの『in mind』は、ユーザーがストレスを測定し、瞑想やヒーリングサウンドの機能で日常的なセルフケアを支援するアプリです。しかし、需要が高まる専門家のカウンセリングに関しては手薄な面がありました。そこで、精神科医が監修する『NAGON』との提携を通じて、セルフケアと専門的な相談の二重サポートを提供します。

この提携により、両社は公式SNSアカウントやウェブサイトを通じて、ユーザーに向けたメンタルケア情報を身近に届ける計画です。利用者が必要とする時に適切な支援を受けられる環境が整うことでしょう。

ユーザーへのメリット

両社の特長を活かしたサービスがあります。『in mind』は、ストレスを自動で測定し、その結果に応じた解決策を提案することで、自己管理を助けます。さらに感情日記や、自身の思考を整理する機能も搭載されており、ストレス管理を総合的に行えると評判です。

一方で、『NAGON』は専門の心理カウンセラーによるサポートを提供し、より深い悩みや個別の問題に対して適切なアドバイスや寄り添いを行います。このように、両者の機能を組み合わせることで、利用者のメンタルヘルスに対してさらなる充実を図ります。

提携の背景

Neotomoの代表取締役、ハ・セジュン氏はこの提携について、「両サービスが協力することで、心の健康を維持するためのより多様な支援が可能になることを期待しています」とコメント。また、森桂納言の代表である森田桂子氏も、「国を超えた協力関係が新たなメンタルヘルスサービスを実現することに、非常に喜びを感じています」と話しています。