本田望結・紗来姉妹、海の冒険を通じて学ぶ海の大切さ

海に囲まれた日本は、貿易や物流の大部分を海上輸送に依存しており、私たちの生活は海と働く人々によって支えられています。そんな中、俳優でフィギュアスケーターの本田望結さんと妹の本田紗来さんが、東京湾を巡るボートクルージングを体験し、「知ってみよう実はすご～い！海のこと」というWEB動画を公開しました。

このプログラムでは、姉妹が実際に船会社や船の科学館を訪れ、海のプロたちに様々な疑問を投げかける様子が収められています。彼女たちが感じた疑問は、私たちの日常生活と海、船の関わりを再認識する機会を提供します。

ボートクルージングの楽しみ

動画の中で望結さんと紗来さんは、ボートに乗って東京湾に出航し、海から見る東京の景色に目を輝かせ、大きなコンテナ船の迫力に圧倒される姿が印象的です。*

「私たちの生活には、実は99%以上のものが船によって運ばれているんですよ」と説明を受け、ふたりはその知識に驚愕します。特に色とりどりのコンテナに興味をもった様子で、実際に船を運営する会社に訪れ、コンテナの形や中身について熱心に質問をしていました。

海の専門家たちとの交流

船に詳しくなる中で、望結さんは「小型船舶免許を取得したい」と、前向きな意欲を見せました。さらに、「船の科学館」では、日常生活や産業において、船の影響力を詳しく学びます。動画内では、陸では見ることができない巨大な船のプロペラや、船を造る職人技も目の当たりにしています。

航海士の女性からの話も印象深いもので、「どのように航海士を目指したか」や「仕事内容」についても尋ね、若い姉妹が将来の職業について直接話を聞く貴重な機会となりました。

海上保安庁の役割

ボートクルージングの一環として、海上保安庁を訪れ、海の安全を守る重要性についても学びます。そこで得た情報に感心し、望結さんと紗来さんは海上保安官の白い制服に「かっこいい」と驚きの声を上げます。

「もし海で困ったことがあったらどうすればいいの？」という紗来さんの問いかけに対する丁寧な説明も、視聴者にとって有益なコンテンツとなっています。

感想と学び

感想を聞かれた二人は、それぞれの経験から新たな気づきを得た様子。望結さんは、「日本は海や船に支えられている国であることを実感でき、楽しくて大切な日だった」と語ります。一方の紗来さんも、「海に関わる仕事をしている人たちに感謝の気持ちを持ちました」と感慨深い様子でした。

この動画を通じて、多くの人々が海の重要性を再発見し、海の日を迎えるにあたってその意義を再確認するきっかけとなることでしょう。海を愛する著名人や国のメッセージも合わせて紹介されている「海の日プロジェクト 2021」の取り組みは、多くの人に楽しみながら学ぶ機会を提供しています。