日建連表彰2024の受賞プロジェクトについて
一般社団法人日本建設業連合会が主催する「日建連表彰2024」。この度、5回目の開催を迎え、土木賞とBCS賞の受賞案件が決められました。この表彰は、優れた建築物や社会基盤の整備を促進するために設立されたもので、土木賞は施工プロセスに焦点を当てています。
受賞プロジェクトの概要
この年の応募数は、土木賞が32件、BCS賞が74件に上りました。そして最終的に、土木賞の受賞プロジェクトとして12件、BCS賞の受賞作品15件が選出され、合計27件のプロジェクトが表彰されました。
土木賞の受賞プロジェクト
土木賞として選ばれたプロジェクトには、以下が含まれます。
- - 秋田新幹線斉内川橋りょう改築工事(秋田県大仙市)
- - JR横須賀線武蔵小杉駅2面2線化他(神奈川県川崎市)
- - 首都高速道路高速大師橋更新事業(東京都大田区~神奈川県川崎市)
- - 新日下川放水路工事(高知県高岡郡日高村~吾川郡いの町)
- - 新宿駅東西自由通路新設他(東京都新宿区)
特別賞
特別賞には以下の2件が受賞しました。
- - 蔵玉隧道・拡幅工事(千葉県君津市)
- - 白川発電所熊本地震の震災復旧工事(熊本県菊池郡大津町)
BCS賞の受賞作品
一方、BCS賞の受賞作品は以下の通りです。
- - エスコンフィールドHOKKAIDO(北海道北広島市)
- - 石川県立図書館(石川県金沢市)
- - Otemachi One(東京都千代田区)
- - 高槻城公園芸術文化劇場(大阪府高槻市)
受賞の特色
今回の受賞プロジェクトは、地域の特性やニーズを反映した工事が多く、社会基盤としての重要性が高いことが評価されました。特にエスコンフィールドHOKKAIDOは、地域活性化に寄与する役割を担っており、注目が集まっています。
日建連表彰の意義
日建連表彰は、2019年に設立され、60年以上の歴史を持つBCS賞と新たに設けられた土木賞の2つの分野で構成されています。建築物の伝統や、社会基盤の重要性を強調するこの制度は、日本の建設業界におけるさらなる発展を目指しています。
受賞プロジェクトの詳細情報は、
日建連表彰特設サイトで紹介されています。この機会にぜひ、身近な地域の優れた建設プロジェクトをチェックしてみてください。