「JEM-120i 電子顕微鏡」が2024グッドデザイン賞を受賞!
日本電子株式会社が販売する「JEM-120i 電子顕微鏡」が、2024グッドデザイン賞を受賞しました。この受賞は、同社の技術力とデザインへの取り組みが評価された証と言えます。
「JEM-120i 電子顕微鏡」は、従来の電子顕微鏡に比べて、大幅な小型化とリモート操作を実現しています。これにより、設置場所の自由度が大幅に向上し、様々な場所で利用できるようになりました。さらに、操作性の向上にも力を入れており、初心者でも簡単に扱えるようになっています。
デザインのポイント
審査員は、特に以下の3つのポイントを評価しました。
1.
小型化とリモート操作スタイルによる設置場所の自由度の向上
従来の電子顕微鏡は、大型で設置場所が限られていました。しかし、「JEM-120i 電子顕微鏡」は、小型化とリモート操作により、設置場所の自由度が大幅に向上しました。
2.
操作性の向上
装置の状態や操作シーケンスを分かりやすく表示することで、操作性が向上しました。
3.
電子銃のフィラメント交換作業性の向上
電子銃のフィラメント交換作業が容易になったことで、装置のダウンタイムを短縮することができます。
審査委員の評価
審査委員は、「JEM-120i 電子顕微鏡」について、従来機種と比べ、高さをはじめ大幅にコンパクト化され、さらに手動操作部分がほとんど見当たらないシンプルな箱型の本体を実現し、設置場所の大幅な自由度をもたらしている点を高く評価しました。また、本体に残された数少ない手動操作部の一つである試料ホルダー挿入口も、分かりやすくアクセスしやすい円錐台状の凹部に配置され、操作に対する照明と装置の状態表示を兼ねたリング状のライトは、機能性と意匠性を両立させていると評価しています。
「JEM-120i 電子顕微鏡」の今後の展開
日本電子株式会社は、「JEM-120i 電子顕微鏡」の販売を通じて、より多くの人が電子顕微鏡を利用できる環境を提供していくことを目指しています。
グッドデザイン賞について
グッドデザイン賞は、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨のしくみです。デザインによって、暮らしや社会をよりよくしていくための活動を行っています。
日本電子株式会社について
日本電子株式会社は、1949年創業の理科学計測機器メーカーです。電子顕微鏡、分析機器、計測検査機器など幅広い製品を開発・製造・販売しています。