台風15号被害に対する義援金贈呈式を静岡で開催！

台風15号被害への支援、静岡で義援金贈呈式

2023年10月8日、生活協同組合パルシステム静岡が静岡県庁にて「令和7年度台風第15号災害静岡県義援金」の贈呈式を行いました。この贈呈式には、パルシステム静岡の理事長である細谷里子氏が出席し、県の青山秀徳健康福祉部長に義援金目録を手渡しました。

静岡県では、2023年9月5日に台風15号の影響で竜巻や突風、浸水などの災害が発生しました。この影響で10市町が災害救助法の適用を受け、延べ2,215件の住居や建物が損壊し、63人の重軽傷者が出るなど、地域社会に大きな影響が及びました。残念ながら、残念なことに1名の方が亡くなりました。

災害発生後、静岡県は9月9日から「令和7年台風第15号被害静岡県義援金」の募集を開始。これに応じて、パルシステム静岡が寄付を行い、役職員からの寄付金も加え、最終的に合計50万円を義援金として贈呈することができました。今後この義援金は、被災者のもとへ迅速に届けられる予定です。

贈呈式では、目録を受け取った青山部長が「義援金は、できるだけ早く被災者の手元に届けられるよう尽力します」と述べ、細谷理事長も「この義援金を、一日でも早い復興のために有効に使ってください」と伝えました。式には、米山紀子健康福祉部福祉長寿局長、パルシステム静岡専務理事の志村宏司氏、常任理事の田口圭子氏なども出席し、自治体との連携の重要性について意見を交わしました。

この贈呈式を通じて、パルシステム静岡は地域に根ざした生活協同組合としての役割を再確認し、今後も行政やさまざまな団体と協力しながら、災害に強い地域づくりを目指しています。さらに2025年は国連が定めた「国際協同組合年」であるため、地域社会への貢献を一層強化する方針です。

パルシステム静岡は、静岡県富士市大淵に本部を置き、4.4万人の組合員を抱え、総事業高は56.2億円に達しています。今後も地域のニーズに応え、安心して生活できる環境を提供していくことが期待されます。