出雲マラソンとバリアート
2023-11-29 16:20:02
「出雲くにびきマラソン」に新たな風!障がい者アートが大会を彩る
「出雲くにびきマラソン」を彩る、障がい者アート
2024年3月3日開催の第41回出雲くにびきマラソン大会が、新たな試みとして障がい者アート「バディアート」を取り入れることが決定しました。大会ポスター、募集要項、参加記念Tシャツのデザインに、力強い生命力を感じさせるバディアートが採用され、大会を華やかに彩ります。
バディアートデザイン:太陽と鳳凰、そして多様な花々
今回のバディアートは、特定非営利活動法人サポートセンターどりーむが制作を担当。デザインコンセプトは「太陽と鳳凰を象徴する大きな花」。この花は、大会参加者一人ひとりを包み込み、多様な花びらや種が参加者の多様性を表現しています。
カラフルな道は、国引き神話の綱をイメージ。ランナーは、この綱をたどりながら、出雲の美しい自然や文化を感じながら走ります。太陽の輝き、鳳凰の舞、そして多彩な花々が織りなす調和は、ランナーたちが新たなご縁を紡ぐ特別な空間を演出します。
市長も絶賛!期待高まる大会
2023年11月29日、出雲市飯塚俊之市長へのデザインのお披露目を実施。飯塚市長は、「マラソンのコンセプトに沿った、目を引くデザイン」と高く評価し、多くのランナーが大会に参加することを期待していました。今後、大会パンフレットの表紙や完走証にも、バディアートデザインが採用される予定です。
バディアートプロジェクト:持続可能な社会を目指して
バディアートプロジェクトは、障がいのある方の創造性を活かし、持続可能なビジネスモデルを構築することを目指す取り組みです。障がい者とクリエイターが協働し、世界中の人々が求めるコンテンツを創造することで、多様性と包括性を促進し、誰もが豊かに暮らせる社会の実現に貢献します。山陰パナソニック株式会社が事務局を務め、2022年8月から活動をスタートしました。
サポートセンターどりーむ:障がい者の自立支援
サポートセンターどりーむは、出雲市に拠点を置く福祉施設。音楽や美術などの芸術活動を支援し、障がい者の雇用促進と自立支援に取り組んでいます。今回のバディアートプロジェクトへの参加は、彼らの才能を社会に示す大きな機会となりました。
出雲くにびきマラソン:やさしい大会
出雲くにびきマラソン大会は、今年で41回目を迎える歴史ある大会。全国から多くのランナーが参加し、視覚障がいのあるランナーへの伴走組織「愛(アイ=目)走フレンズ」によるサポート体制も整っていることから、「やさしい大会」として知られています。
山陰パナソニック株式会社:地域社会への貢献
事務局を務める山陰パナソニック株式会社は、家電製品の卸売や修理、設備工事などを行う企業です。地域社会への貢献として、今回のバディアートプロジェクトに積極的に関わっています。
今回の出雲くにびきマラソン大会は、バディアートという新たな試みを通して、地域活性化や障がい者支援、そして持続可能な社会の実現に貢献する、意義深いイベントとなることが期待されます。
会社情報
- 会社名
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山陰パナソニック株式会社
- 住所
- 島根県出雲市渡橋町416番地
- 電話番号
-
0853-21-3112