TCJグローバルがベトナムでの日本語教育を拡充
株式会社TCJグローバルは、2025年6月16日付で、ベトナムの日本語教育機関Nhat Phat Hr., JSCと業務提携することを発表しました。本提携により、特定技能外国人材の採用支援を一層強化し、法人企業への外国人材紹介サービスも拡大します。また、今後はベトナムとネパールにおいて、より多くの外国人材を日本に受け入れることを目指しています。
業務提携の狙いと背景
TCJグローバルは1988年の設立以来、約80か国からの留学生や就労者に対して高品質な日本語教育を行ってきました。近年、日本国内の労働力不足が深刻化する中で、外国人材の受け入れが急務となっています。このような社会状況を踏まえ、ベトナムでの日本語教育の充実を図ることで、法人企業の人材ニーズに応えることが重要であると認識しています。
ベトナム人材の魅力
人口と若年労働力
2025年には約1億216万人を記録すると予測されているベトナム。特に、労働年齢人口(15〜64歳)が68%を占めるため、安定した労働力の供給が期待されています。
在留ベトナム人の増加
日本国内における在留ベトナム人数は2024年に約53万人と過去10年で約7倍に増加。特に特定技能や技能実習生として来日する人々が増えており、職場での定着率や成功事例も多いのが特徴です。
日本語習得力の向上
ベトナムの人々は日本語の学習に非常に意欲的で、日本語能力試験(JLPT)においても合格者数がアジア諸国で上位を占めています。母国語と日本語の発音が類似しているため、高いレベルの日本語力を持つ人材が多く、コミュニケーション能力においても優れた期待が持てます。
勤勉で責任感が強い
ベトナム人はその勤勉さや責任感から、日本の企業においても高評価を得ています。長期的な雇用が見込まれており、チームでの協調性を重視する文化が日本の職場環境に適応しやすい要因の一つです。
提携の概要と今後の展望
TCJグローバルは、Nhat Phat社との提携を通じて、日本への就労を希望するベトナム人の募集や、高水準の日本語教育運営を進めます。日本国内法人企業向けに特定技能を中心とした外国人材の紹介サービスも強化し、マーケットシェアの拡大を図る方針です。
中長期的には、ベトナム以外の海外市場への展開も視野に入れ、全体的な事業拡大に努めていきます。TCJグローバルは、日本語教育のグローバルリーディングカンパニーとして、社会の課題解決に貢献し、企業の価値向上に寄与します。
当社の実績
- - 外国人材紹介可能数:5,000名以上
- - 累計卒業生数:80カ国以上から10,000人以上
- - 提携先企業数:20カ国336社
これからのTCJグローバルの展開から目が離せません。