DICTが寄付講座開設
2025-04-15 13:27:33

法政大学にDICTが寄付講座を設置、次世代リーダー育成を目的に

法政大学にDICT寄付講座が開設



東京都渋谷区を拠点に活動する社会実験コミュニティ「DICT」(Design, Innovation, Co-Creation, Technology)が、法政大学経営大学院に寄付講座を設けることを発表しました。この講座は2025年度からスタートし、「インキュベーション・マネジメント」をテーマに集中講義を実施します。目的は、次世代のイノベーションリーダーを育成することです。

DICTとは



DICTは、2022年に社会起業家であり社会物理学者の山本晋也氏によって設立されたコミュニティです。Web 3.0やDAO(分散型自律組織)を活用し、デザインとイノベーション、共創、テクノロジーを融合させ、新しい価値創造の方法を模索しています。これまでに国内外の多様な拠点で活動し、3年間で15社の法人を生み出しています。起業家や研究者、クリエイターが集い、国際的な共創を進める場として注目を集めています。

講座内容について



開設される寄付講座では、イノベーションの創出とその事業化を支援するマネジメント手法を学べる内容が予定されています。主なテーマとして以下の内容が挙げられます。

  • - イノベーションの理論と実践:アイデア創出から製品化までのプロセスを体系的に学びます。
  • - Web 3.0とDAOの活用:これらの先端技術に基づいた組織運営やコミュニティ構築の実例を研究します。
  • - 共創の実践:多様なステークホルダーとの協働による価値創造のアプローチを学びます。

この講座は学術と実践の橋渡しを行い、産学連携でイノベーションエコシステムの構築を目指します。

設立の背景と目的



寄付講座の設立にあたる理由として、山本氏は「現在、中央集権的な管理モデルの限界が指摘され、分散型・自律的な組織運営が求められている。この講座を通じて、未来のリーダーにイノベーションと共創の力を伝え、社会変革を促進したい」と述べています。また、法政大学経営大学院との協力により、学術的知見と実践的ノウハウを融合した新しい教育モデルの創出を目指しています。

今後の展望



DICTは、寄付講座の設立を皮切りに教育分野での活動の拡大を計画しています。国内外の大学や研究機関との連携を強化し、Web 3.0時代におけるイノベーションマネジメントの国際基準確立を視野に入れています。また、講座を通じて生まれたアイデアやプロジェクトが具体的な事業として成長することを期待しています。

このDICTと法政大学経営大学院の新しい取り組みは、イノベーションと教育の未来を切り開く重要な一歩となるでしょう。

詳細についてのお問い合わせはこちらをご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社Link & Innovation
住所
東京都千代田区麹町 東京都千代田区麹町2-10-3
電話番号

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