福島県楢葉町が熱い！進出企業と大学生が描く未来都市構想！ガバメントピッチ報告会レポート

福島県楢葉町では、2023年2月22日（水）と23日（木・祝）に、企業と大学によるガバメントピッチ（新規事業報告会）が開催されます。このイベントは、楢葉町への進出を予定している企業や大学が、それぞれのビジネスプランや地域活性化に向けた取り組みを発表する場です。

楢葉町は、東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響を受け、人口減少と高齢化が深刻化しています。しかし近年では、廃炉関連事業の進展や、再生可能エネルギーの活用など、新たな産業が生まれてきており、活気を取り戻しつつあります。

今回のガバメントピッチでは、楢葉町が抱える課題解決や、地域資源を活用したビジネスプラン、子育て環境の改善、人材育成など、様々なテーマでプレゼンテーションが行われます。

企業によるプレゼン

2月22日（水）には、昨年ガバメントピッチに登壇した企業による事業進捗報告と、新たに5社の企業がプレゼンを行います。

注目すべき企業は、以下の通りです。

株式会社サイドストーリー: 楢葉町に特化した観光コンテンツの開発と、地域住民の生活向上に貢献するビジネスプランを発表予定です。
株式会社hama.st: 楢葉町の魅力をデジタルコンテンツで発信し、関係人口増加を促進する取り組みを提案します。
株式会社デジタルラボならは: 楢葉町におけるIT技術を活用したビジネスモデルを提案し、地域経済の活性化を目指します。
ハックベンチャーズ株式会社: 地域経済の活性化に貢献するベンチャーファンドの組成を提案し、楢葉町に新たなビジネスチャンスを創出します。
働き方改革総合研究所株式会社: 楢葉町を「ホワイト企業特区」に指定することで、労働環境の改善と人材確保を促進し、持続可能な社会を目指します。

学生によるプレゼン

2月23日（木・祝）には、明治大学と日本工業大学の学生によるプレゼンテーションが行われます。

学生たちは、地域課題解決や地域活性化に貢献する斬新なアイデアを発表予定です。

明治大学政治経済学部野澤ゼミ: 廃炉関係者の福利厚生や、地域住民の生活向上に貢献する提案を行います。
明治大学政治経済学部地域行政学科地域研究インターンシップ: 楢葉町の魅力を発信し、学生の移住促進につなげる計画を提案します。
明治大学政治経済学部奥山ゼミ: 楢葉町の観光資源を活かした「まちあそび」イベントを企画し、地域の魅力を発信します。
日本工業大学ものづくりラボ: 楢葉町にFabLab（ファブラボ）を設立することで、ものづくり産業の振興と地域住民の創造性を活性化させます。

特別講演

両日とも、徳島県神山町でご活躍されている本重真由美氏による特別講演が行われます。本重氏は、人口減少が進む神山町で、独自の地域活性化戦略を展開し、注目を集めています。

本講演では、神山町の成功事例や、地方創生に向けた取り組みについてお話いただきます。

参加方法

このイベントは、事前申し込み制です。

興味のある方は、下記のホームページから申し込みください。

楢葉町公式ホームページ

また、ライブ配信も行われるので、遠方の方でもイベントの様子をご覧いただけます。

* トライナラハYoutubeチャンネル

まとめ

今回のガバメントピッチは、楢葉町の未来都市構想に向けて、企業と大学が連携し、新たなビジネスモデルや地域活性化に向けた取り組みを発表する重要なイベントです。

楢葉町が抱える課題解決や、地域資源を活用したビジネスプラン、子育て環境の改善、人材育成など、様々なテーマでプレゼンテーションが行われる予定です。

このイベントを通して、楢葉町の未来都市構想が具体的に動き出すことが期待されます。