運を運ぶ「ミミズク」が和菓子に登場
愛知県三河地域に根付いて70年以上の伝統を誇る老舗和菓子店、株式会社お亀堂が新たに発表した作品が話題を呼んでいます。その名も『ミミズク』。縁起物として多くの人に愛されているこの鳥をモチーフに、精巧に仕上げた和菓子が、2025年10月1日から販売開始されます。
幸運の象徴、それがミミズク
「ミミズク」は商売繁盛や金運、さらには長寿の象徴といった意味合いを持つ福の鳥。お亀堂は、このミミズクをモチーフにした上生菓子を、女性職人である石川未紗氏の手により、まるでアート作品かのように再現しました。彼女は細工棒やハサミ、絞り袋を駆使し、ひとつひとつ手作りで仕上げています。
特に注目すべきは、その特長的な目。ぷっくりとした竹炭羊羹を使用した眼は、かわいらしさと同時に、凛とした表情を兼ね備えています。中には上品なこし餡が詰められ、外側は練り切り餡に香ばしい黒すりごまを練り込んだ仕上がり。甘さと香ばしさのハーモニーが楽しめる逸品なのです。
販売価格は5個入3100円で、直営店では1個から購入することが可能です。ただし、手間がかかるため、すぐに売り切れてしまうこともあるので要注意です。
若手職人の挑戦と革新
この『ミミズク』を生み出したのは、若手の女性職人として注目されている石川未紗氏。彼女はお亀堂の理念「挑戦と革新」を体現し、伝統を守りながら現代の感性を取り入れた作品づくりを行っています。彼女の「和菓子に感動を乗せたい」という想いは、まさにこの『ミミズク』に表れています。
お亀堂は、地域活性化の一環として、Z世代に向けた新たな商品開発やSNSでの情報発信にも取り組んでいます。和菓子の新たな魅力を引き出すために、若手職人の視点が重要だと考えているのです。
どこで買えるのか?
この新作和菓子『ミミズク』は、愛知県三河地域の各お亀堂直営店と、公式オンラインショップで購入が可能です。お亀堂の職人がひとつひとつ心を込めて作り上げたこの和菓子は、老舗の伝統が詰まったリアルなアートとも言えます。
お亀堂の基本情報
株式会社お亀堂の本社は愛知県豊橋市南小池町164にあり、代表取締役は森貴比古氏です。営業時間は9:00から18:00までで、詳しい情報は公式HPやSNSアカウントでも確認できるため、ぜひチェックしてみてください。
公式ウェブサイト:
お亀堂
Twitter:
okamedo_jp
Instagram:
okamedo_jp
この魅力的な和菓子をぜひ手に取ってみてください。運を呼ぶ、美味しいひとときをお楽しみいただけることでしょう。